画像はイメージ(Flicker/ Smabs Sputzer (1956-2017))
オランダで、エイリアンの卵を思わせる奇妙な物体が発見され、地元住民を驚かせています。
オランダで見つかった謎の物体
自然保護や生態研究を行う団体「Stadsecologen Utrecht」が、その画像をInstagramに投稿。
発見されたのは、アムステルダムのユトレヒトの運河で浮島にぶら下がっていたオレンジ色の袋です。
表面に凹凸があり、節のようなもので繋がっているその様子は、映画に出てくるエイリアンの卵嚢に見えます。
この物体、実はコケムシという水生無脊椎動物の集まりだといいます。
コケムシは一般的に半透明で貝に付着したり、浮かんだりして生息する小さな個体です。
集団でコロニーを作る習性があり、時には2mほどの大きな袋になることもあります。
Daily mailによると生態学者のアン・ナイス氏は、「ある程度成長したコロニー同士がくっついて、大きな袋を形成します」と説明。
また、「この種は外来種で、この地域で発見されることは珍しい」とも指摘。
ただし、「コケムシ自体は環境に悪影響を与えるものではない」とナイス氏は話しています。
この発見にネットでは、「また水中に戻されるのだろうか?」「奇妙だけど美しい自然現象」といったコメントが上がっていました。