実業家の桑田龍征さんがYouTubeで、料理研究家のリュウジさんと生き別れの父親を再会させるという動画を公開し、ネット上でさまざまな声を集めている。
「有名になる前から連絡欲しかった」
問題となっているのは、2024年11月10日に投稿された「27年間生き別れた父親と料理研究家リュウジを再会させました。」という動画だ。桑田さん自身、26年間会っていなかった祖父との再会を動画にして「よかったな」と思った経験から、今回はリュウジさんとリュウジさんの生き別れの父親を会わせることにしたという。
桑田さんは「リュウジさんは会いたいわけではない」「会いたいけど(会うと)許すってことになるから『まだ俺は許さねーよ』みたいな思いも持っておきたいみたいな。ちょっと錯綜するんですよ、それが再会というもの」と、リュウジさんが再会に意欲的ではなかったことを説明しつつ、「お前の人生、俺が変える!」と宣言していた。
再会前、リュウジさんは「このチャンネルがなかったら会わない。きっかけがないと会わないと思ってたから」と明かしていたが、うっすらと記憶があるという父親と、いざ再会した後もあまり目を合わせず、口数もあまり多くはなかった。
また、父親はリュウジさんが有名になったことを知り、会いたいという気持ちが湧いたものの、「このままだと息子が有名になったからただ会いたいだけなアホ親父」と思われたくないと思い、インスタグラムだけは開設して偶然会える機会などを作っていたそうだ。
一方、リュウジさんは父親が話している間、始終うつむき加減で、「有名になる前から連絡欲しかったよね」と漏らしていた。
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「人のプライベートをYouTubeに持ち込んだのは桑田ではない」
生き別れになった理由は、父親の浮気のせいで離婚したためだったそうだ。母親は父親を悪く言ったことはなかったとのことだが、幼少期に父親と海に行った際、知らない女性がその場にたくさんいて恐怖心を感じたことが、現在の女性嫌いにつながっているとも明かしていた。
その後、ヒカルさんを含めた3人で思い出を振り返ったり、父親の人となりについて明らかにしたりなどしていたが、最後にはリュウジさんも、「いい会だった。まあいろいろ聞けたし、俺はすごく良い機会だったと思う」と明かしつつも、「ただちょっとリアルすぎるよね。ガチンコすぎる」と苦笑いする場面もあった。
この動画のコメント欄には、
「感動の再会なんかじゃねぇよ、って本音」
「リュウジさんの顔がすべてを物語っていますね」
「見ていてただただ苦しくなりました」
という声が集まった。
その後、リュウジさんも動画コメント欄の中で、「この企画は俺が桑田さんに持ち込んだんです」「俺は父親に恨みはあるけど桑田さんのチャンネルで昇華したいなと思って俺がもちかけたんです」と告白。「だから他人のプライベートをYouTubeに持ち込んだのは桑田ではないです。そこだけ誤解しないでください」と呼びかけていた。