住宅ローンの保証料、一括払いと分割払いどちらがおトクか支払い方法を比較!

気になるのは保証料の支払い方法がどのように違うのか、総支払額や毎月の支払いにどれぐらいの差が出るのか?だと思いますのでシミュレーションしてみました。

試算条件
・借入金額 3000万円 借入金利 1.0% 返済期間 35年
・一括型は返済期間35年間保証料として融資金額100万円につき2万1033円を支払い
・利息組み込み型の場合は上記の金利に0.2%の上乗せ
・途中で金利の変動はなく、繰り上げ返済も行わないものとする
・福岡銀行のHPより上記の融資条件を引用し試算
https://www.fukuokabank.co.jp/personal/service/juutakuloan/shinki/gaiyou/



上記のように総支払額で比較すると「一括前払い型」の方が少なくなります。ただし、前払い保険料の約63万円をローンの契約時に別途用意する必要があります。

住宅の購入は何かとお金が必要ですから、「利息組み込み型」を選び、手元の資金を確保しておいて引っ越し代や電化製品の購入に充てるという選択もできます。総支払額の多い・少ないだけではなく、その他の資金計画と合わせて考えると良さそうです。

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住宅ローンの保証料支払い法はライフプランとともに考えて

大部分の金融機関では住宅ローンを契約するときに保証会社と同時に契約する必要があります。全期間固定金利のフラット35や一部のネット銀行など保証料が不要な金融機関もありますが、保証料が必要でない金融機関で住宅ローンを契約する際は、融資のための事務手数料が保証料の必要な金融機関よりも高いことが一般的です。

総支払額で考えると、金融機関にもよりますが、金額としてはほぼ同じです。違いとしては、保証料が必要な「保証料型」は繰り上げ返済をすると未経過分の保証料が戻ってくる場合がありますが、保証料のない「事務手数料型」の場合にはありません。

ローンの保証料を考えるのは大部分の方にとって、おそらく一生に一度でしょう。実は一括型or組み込み型、保証料ありor保証料なしで事務手数料高め、どの方式を採ったとしても毎月の支払額に大きな差は正直なところありません。

保証料のタイプで悩むよりも、住宅ローンや教育費・老後資金を含めたライププランを作り、どのように住宅ローンを返済していくかを考えることが重要です。