2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。

エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることになりました。

山あり谷ありの数カ月を経て、家から自転車で30分の場所にある介護施設が受け入れてくれることに。ところが、入居に際しておこなわれる面談で久々に再会したお父さんは、ボサボサ髪にひげ面、ガリガリで別人のようでした。転居先の施設での最大の問題は、転落防止の柵や固定ベルトが使用不可という点。心配になりながらも、後日出る入所についての合否を待つことに。その日、帰宅したエェコさんを待っていたのはリハビリ院の入院請求書3万8629円! 綱渡り状態のエェコさんでしたが、その後、施設での受け入れがOKに。その後、エェコさんがリハビリ院までお父さんの経過を聞きに行くと、「ここが最終地点」と言われます。それはつまり、これ以上の回復は望めないということ。心のどこかで、リハビリすれば昔みたいに戻れると淡い期待をしていたエェコさんは号泣してしまい……。

面談からの帰り道…

不安視されていた父の食欲不振に転落リスク、頻尿は今も健在のようでした。特に転落については大きな心配があったものの、暴言は収まっていて、気が紛れればトイレへの執着も忘れるそうです。ともかく施設で過ごし、レクリエーションに参加して、落ち着きますように……。エェコさんは祈ることしかできませんでした。

















面談からの帰り道、私は父についての「最終地点宣告」を思い返して、またもや涙がこみ上げてきました。「現実を受け止めなきゃ……」。子どもたちに泣く姿を見せるわけにもいきません。

数日後、要介護度の結果通知が届いて、現実味がさらにアップ。先生の予想通り、父は要介護4にランクが上がっていたのです。

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お父さんの要介護度、上から2番目に更新されていました。覚悟はしていたけれど、こんなふうに通知を受けるとやはりショックではないでしょうか。一つひとつ受け止めていかなければならない親の老い……。頭ではわかっていても、つらくないはずがないですよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/エェコ
2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。