近所で工事している業者が「お宅の屋根が壊れているかもしれない」とやって来ました。「はしごを持っているので見てあげましょうか」と。なんとなく変な感じがして断りました。やっぱり詐欺? その後のお話です。
~前編のあらすじ~
【詐欺】おたくの屋根、壊れてますよ(前編)
ご近所さん(一軒置いて隣)が、壁と屋根の工事を始めてすぐのこと。
突然ピンポンが鳴り、ちょっと太めな作業着のお兄さんがモニターに映っていました。
「先ほど屋根に登ったところ、こちらのお宅の屋根がちょっと浮いているような感じがしたので」
怪しいと思い、やんわりとお断り。主人にモニターの画面を確認してもらったら
夫「この人、本当に近所で工事しているのかな」
何だか見かけない顔なんだけど……と言います。
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職人さんに聞いてみた
風雨にさらされた屋根
怪しい訪問から、2週間が経ちました。
朝のゴミ出しをしていた夫が、職人さんと顔を合わせたのです。
職人さん「おはようございます」
夫「おはようございます」
夫は良い機会だと思い、壊れた屋根の件で来た男性のことを話しました。
職人さん「どのような人でしたか?」
夫「小太りで、白いTシャツを着ていました。30代くらいの若い人です」
職人さん「わかりました、会社に問い合わせてみます」
そう言い残し、仕事に戻っていきました。