食べる時間は?間食は?太りやすくなるNG食習慣
まず最初に、今の食生活を振り返ってみましょう。みなさんは、こんな食生活、していませんか?
□食後にデザートを食べる習慣がある
□お菓子は袋のままダラダラと食べている
□夫や塾帰りの子どもなど、家族と一緒に夜遅く夕食を食べる
□家族が残したご飯の余り物を、つい食べてしまう
□一人での昼ごはんは面倒なので、簡単な麺類のみで済ませる
□「炭水化物抜きダイエット」「こんにゃくダイエット」など、極端な食事制限に走ってダイエットが長続きしない
実は、これらのチェックリストはすべて、脂肪がたまって太りやすくなってしまう食習慣です。
「だらだら食べる」「同じものばかり食べる」「夜遅く食べる」「もったいないから食べる」の4つは、ダイエット中に最も避けたいNG食習慣。
参照:大人の食事ダイエット!たんぱく質重視で簡単にやせる 公開日:2019/07/22
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食事とダイエットの密接な関係!糖質コントロールが鍵
続いて、体に脂肪が蓄えられる仕組みを知っていきましょう。
ヒトのエネルギー源は、「炭水化物(糖質)」「脂肪」です。過剰に摂取したエネルギーは、脂肪に変わります。その仕組みは、以下の通り。
糖質を食べて上がった血糖
インシュリンの働きでエネルギーとして優先的に使われて消滅していく。その次に、使われなかった糖は脂肪に変換され、体内に残る
もともと体に蓄えていた脂肪
エネルギーとして使い切れなかった分は内臓脂肪となる
麺類やご飯などの糖質が多い食品を取り、血糖値が上昇すると、体は血糖を優先的にエネルギーとして消費します。その量が過剰だった場合、本来使うために蓄えていた脂肪の燃焼が後回しになり、蓄積したままになってしまいます。
それでは、無理せず、健康的な体形を取り戻すためには、どのような食事法を心掛けたらいいのでしょうか。
糖質制限って何?ダイエットに有効?
エネルギーとして使えなかった糖が脂肪に変わり、もともとある脂肪も蓄積したままになる……という悪循環サイクルは、肥満の原因の一つです。このような事態を防ぐために、糖質はある程度制限した方がいいのでしょうか。
近年「糖質制限ダイエット」というダイエット方法が注目を集めています。糖質制限ダイエットとは、摂取する糖質の量を制限して血糖値の上がり方を抑えることで、脂肪を積極的にエネルギーにする体の代謝システムを活用したダイエット法です。
糖質ダイエットによるダイエットの成功例はよく聞かれますが、糖質制限ダイエットには賛否両論もあります。体脂肪率を下げるために有効だといわれていますが、糖分の代わりに脂肪をエネルギーにして使うため、体脂肪自体は減りますが、低血糖状態が続くことでストレスが増すとの説も。
大切なのは、ストレスを最小限に抑え、食事を通じてできるだけ無理なくダイエットを成功させること。中には無理のない糖質制限ダイエットの方法もあります。
参考記事:糖質制限とダイエットの関係性 公開日:2020年5月1日
大人の食事ダイエット!たんぱく質重視で簡単にやせる 公開日:2019/07/22