POINT.3 実は目とつながっている首上のセルフケア
さきほど眼輪筋、おでこ、前頭筋をほぐすセルフケアを紹介しましたが、目力のためには「首上のロック」も取ってあげる必要があります。首上と目力、一見関係ない部分だと思われるかもしれませんね。でも前述した部分の筋肉は、実は全て首の付け根につながっているのです。
まずは首の付け根に、さきほどと同じく人差し指、中指、薬指を当てて、上にずらしていってみてください。すると硬い頭蓋骨に行き当たりますよね。この頭蓋骨の部分を指圧して、ゆっくり上下させましょう。回数は10回程度。目をよく使われる方ほど痛いかもしれません。なぜならこの周辺には、目につながる神経がたくさんあって、凝りやすいからです。
さきほどのセルフケアで眼輪筋とおでこと頭、そして今回のケアで首上がほぐれると、目につながる筋肉のラインの緊張が全てとれるので、驚くほど目が開くようになりますよ。こちらのケアは、「目が疲れた」と感じたタイミングでぜひやってみてください。もちろん、ナイトルーティーンにもおすすめです。 また、ひとつご注意いただきたいのですが、首には様々な組織がありますので、首そのものは触らないようにしてくださいね。首のセルフケアは、解剖学の知識がない方が行うと、揉み返しが出やすいのでおススメできません。
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POINT.4 顎を引くことを意識する
ここまでセルフケア方法をお伝えしましたが、POINT.2の最初でお伝えした通り、目力をアップするためには、大前提として姿勢を正す必要があります。そこでおすすめなのが、顎を引くことです。「猫背にならないように気をつけて」というと、多くの方は胸を張りすぎてしまったり、猫背のまま腰だけ反ろうとしがちです。ですが、顎を引くとそれだけで、猫背が矯正されるんです。
ぜひデスクワークをされている時にも、ちょっと顎を引くことを意識してみてください。それだけでも、顔の筋肉の緊張が軽減して、目が開きやすくなりますよ。とってもシンプルなので、ぜひやってみてくださいね。