画像はイメージ（Flicker/ Kentaro Ohno ）
インドネシアのカリマンタン州ムルンラヤの鉱山地帯でこのたび、1本の不思議な映像が撮影されました。
空から落ちてくる雲が目撃される
Must Share NewsのInstagramで公開された動画には、上空から原型を留めたまま落ちてくる雲が映っています。
雲は途中で蒸発することなく、地面に落下。
周囲にいた作業員たちも、それを撮影したり駆け寄ったりして興味津々のようです。
動画は2024年11月15日にSNSに投稿されると瞬く間に拡散され、「孫悟空が乗っているかもしれない」「謎すぎる」「本当に雲なの？」など、数々の疑問の声が寄せられました。
同メディアによると、これを受け、インドネシア気象気候地球物理学庁で局長を務めるアンドリ・ラムダニさんが声明を発表。
「これは恐らく自然の雲ではなく、人間の作業によって鉱山地帯で発生した水蒸気またはガスの凝縮である可能性が高い」と、雲であることを否定しました。
雲の粒子は非常に軽く、通常は地面に到達する前に蒸発してしまいます。
しかし近くの採掘活動から高圧ガスが放出され、低温と高湿度が重なると、今回のような雲に似た塊が形成されるそうです。
世間からは「まるで本物の雲のよう」「すごく不思議な現象だね」「雲というより泡に近いのかな？」「その物体を間近で見てみたい」といった関心が寄せられました。
