妊娠を望まない場合は最後の生理から1年間は避妊を
妊娠、出産を終えた40代女性なら妊娠を望まないケースもあるでしょう。その場合は、最後の生理から1年間は避妊が必要と駒形先生は言います。
「最後の生理は1年間たってから確定され、その時点で閉経となります。生理が3カ月、6カ月と来なくても、“もう閉経が近いから大丈夫”と油断せず、妊娠を望まない場合は避妊をしましょう。8カ月空いて生理が来たという人もいます。
しかし、パートナーが避妊に応じてくれないということもあるでしょう。“結婚したのになぜ避妊しなきゃいけないのか”とか、“40歳を超えたら妊娠しない”と思っている人も多いのが現状です。また、いわゆる“外出し”が避妊と勘違いしている人もいます。正しい知識をお互いが持ち、共有することが大切です」(駒形先生)
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まとめ
いかがでしたか? 40代になると妊娠しにくくはなるけれど、可能性はゼロではないということを忘れないでおきたいです。避妊には、パートナーとのコミュニケーションが大切ということを改めて実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/mido
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
著者/監修/駒形 依子 先生
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。