アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のためペルーを訪れている石破茂首相をめぐり、会議中の態度が波紋を広げている。
ひとりでスマホ操作、座ったまま握手……
石破首相は2024年11月15日(現地時間)にAPEC首脳会議出席にむけペルー入りした。SNSで波紋を広げているのは、APEC会議が始まる前の石破首相の様子だ。
各国の首脳らが集まり笑顔であいさつを交わす中、石破首相はひとり席についたまま、うつむいてスマートフォンを操作していた。
手元の資料を確認している石破首相のもとにマレーシアのアンワル・イブラヒム首相が歩み寄るも、石破首相は座ったまま手を差し出し握手。別の首相らに対しても、座ったままの握手を続けた。会議の合間に石破首相の元を訪れたカナダのジャスティン・トルドー首相にも、椅子の背もたれに背をつけたまま笑顔で応じていた。
笑顔ではあったものの、自ら動くことなく座ったままの対応だったことについて、SNSでは「マナー違反では」などとする指摘が相次いだ。
ワイドショー「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ)で放送されたニュース動画の切り抜きが拡散され、暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏も取り上げるなど大きな注目を集めた。
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「安倍と岸田は外交強かったから石破茂の酷さが際立つ」
SNSでは、石破首相の態度について「石破さんほんまちゃんとしてくれ…他国の国家が流れる時に腕組みしたり他国の首相が挨拶来た時に座ったまま握手したり日本のトップなんだからちゃんとやってくれよ…ちょっとした立ち振る舞いや姿勢で国益が左右されるんだぞ」「国際的な儀礼も身に着けずこれだけやらかすとかつくづくこの人は総理の器じゃないし国益も損ないかねない。頼むから早く帰ってきてくれ、日本の恥!」などとする批判が相次いだ。Xでは「日本の恥」がトレンド入りしている。
「安倍さんも岸田さんも、国内で難題を抱えていても外交の場に出れば素晴らしい成果を上げて『うーむやはり自民政権は違うな、他には任せられない』となったのだけどこれもうどうしようもないね」「特に外交面で不安すぎる。安倍と岸田は外交強かったから石破茂の酷さが際立つ」など、歴代の首相らと比較する投稿も目立つ。