優美で洗練された輝きに、世界中の人々を魅了し続けるバカラ。その名前を聞くだけで、豊かな伝統と気品が思い浮かぶ。260年以上もの時を超えて、多くの王侯貴族やセレブリティーをもとりこにしてきたバカラのクリスタルは、単なるガラス製品を超え、もはやアートの域に達している。10月21日に東京・広尾のフランス大使公邸にて行われた「YOMIURI EXECUTIVE SALON(YES)2024」のメインイベントとして、バカラの日本における歴史を作ってきたバカラ パシフィック取締役会長の小川博氏が「歓びのかたち バカラ」をテーマに歴史とその美の魅力について語った。
長く愛されるために
時代が変化してもなお、バカラは、人々の欲求を刺激する商品であるために、“トータルライフスタイル・ラグジュアリーブランド”としてブランドを確立。1995年には東京の丸の内仲通りに路面直営店を開設。また、百貨店などにおける特選ブランド階での展開、“B bar”オープンなど次々に新たな挑戦を続けてきた。
バカラは、その価値を丁寧に、親切にお客様に伝えていくために、“Modernity with roots”として、常に伝統をリスペクトしながら近代性を表現してきた。日本において100年存続するために、そのための10年、その10年のための1年と、大切に理念を受け継いでいる。
永遠のきらめき バカラ展 ©バカラ
Baccarat Meets Imaemon 2017年 ©バカラ
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日本のお客様に、長く愛されるものを
丸の内仲通り店を1995年に開店するなど、日本の時代の変化とともに、人々に豊かさ、楽しさと美しさを届け続けている。バカラの「ドラえもん」や「ポケモン」、「ハローキティ」、「まねき猫」、「だるま」なども大ヒットとなっている。
“B bar”については、「バーを通じてバカラのコミュニティーを作りたい、と開設しました。20歳のオトナと70歳の若者に来ていただきたい。バカラの世界観の中でお酒を楽しんでいただくためのバー。バカラグラスに液体が注がれると、美しい生命が誕生する。そんな、歓びの空間を体験していただける場」と小川氏。2003年に六本木、2004年に丸の内、2005年には大阪・梅田にもB barがオープンしている。
©バカラ
©バカラ
バカラショップ 丸の内 ©バカラ
人々から「求められる商品」であり続けるために、感性と完璧さの追求、日本文化や生活、人々に愛される取り組みで、“歓びのかたち”を届けてきたバカラ。
2064年には創業300年を迎える。これまでの歴史とともに、クリスタル芸術の頂点を守りながらも伝統工芸産業の発展などあらたな挑戦も続けながら、ダイナミックな進化を続けていく。バカラの物語の第2章はこれから始まる。
輝いているのは、あなたです。
バカラのクリスタルが放つ輝きを見て、
よろこびに声を上げたり、
きれいだな、とひとり静かに感動したりする。
そのときいちばんキラキラしているのは、
バカラではないと私たちは思うのです。
それは、見ている人の心。
その光によって、大切な人のことを想ったり、
あたたかい気持ちになる。
もう一度がんばってみようと思う。
その心こそが、いちばん美しいと思うのです。
フランスの東部、「バカラ村」に生まれて250年。
その窯の火を落としたことは一度もありません。
それは私たちに、どんなときも
人をきらめかせ続けるという使命があるから。
あなたが輝いて、はじめて完成する。
それがバカラです。
(250周年を迎えた2014年2月25日、読売新聞朝刊ほかに掲載された広告より)
text: Eriko Ryushi
・「バカラ」と「アラン・デュカス」渾身のコラボレーションで生まれたパリ16区の新スポット
・バカラ×マルセル・ワンダース。優雅な花を思わせる新作「アルクール チューリップ」