画像はイメージ(Flicker/
Dave Collier)
ロシアとウクライナ間の緊張がますます高まるなか、Newsweekはロシアで起こったあるハプニングについて報じています。
ロシアの下水道トラブルで汚水が噴射
モスクワのノヴァヤ・モスクワ地区で、下水が通る地下パイプラインから強力な噴水が発生し、数分間にわたり糞便混じりの汚水と瓦礫が55m以上も吹き上がったといいます。
噴水はビル17階以上の高さに相当するうえ、交通量の多い交差点付近で発生したため、建物や車両、公共スペースが汚水で水浸しになる被害が相次ぎました。
この時の様子を、ウクライナの元内務大臣顧問でインフルエンサーのアントン・ゲラシチェンコ氏がX(旧・ツイッター)で公開。
「モスクワのテレグラムチャンネルが、下水道システムが故障したと報じた。モスクワの地区の1つに、住宅ビルの高さほどの噴水が見られる。文字通りの『糞水ショー』だ」と冗談交じりでキャプションを添えました。
当局は故障について、「空気くん蒸」という清掃作業の際に起こったと説明。
状況は終息に向かっており、現在も清掃作業員と環境保護機関が現場に残り、地域住民の健康リスクを最小限に抑えるために取り組んでいるということです。
投稿のコメント欄には、「説明が怪しい。水道システムは高圧にしなければならないけれど、もし下水道システムにもそんな圧力がかかっていたら、全てのトイレから水が噴き出しているはず」「これも制裁の1つね」といった声が寄せられました。