スーツの着こなしから始まり、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議時の外交マナーなど、石破茂首相が連日SNSで批判を浴びている。

「おにぎりの食べ方」をめぐっても、マナー違反を指摘する声が寄せられている。

「だらし内閣」→首相指名選挙で居眠り疑惑→外交マナー…

石破首相をめぐっては、10月1日に発足した第1次石破内閣の記念写真で、ズボンの丈が余りよれていることなどが指摘された。さらに、ジャケットとベルトの間に白い部分が見えており、写真によってはだいだい色に見えたことから「地肌が出ているのは」との声も。Xでは「だらし内閣」がトレンド入りした。

また衆院選後の首相指名選挙中には、石破首相が目を閉じてうつむいている様子が中継映像に映りこんだことで、SNSでは居眠りをしていたとして話題になった。

先日SNSで批判の的となったのは、APEC首脳会議時の石破首相の「外交マナー」だ。各国の首脳らが集まり笑顔であいさつを交わす中、ひとり着席したままスマートフォンを操作していたほか、石破首相の元を訪れた各国首脳に座ったまま対応していたことで「マナー違反では」などとする指摘が相次いだ。

こうした中、新たな火種となったのが石破首相の「おにぎりの食べ方」だ。おにぎりを食べる様子を映した動画がSNSで拡散され、波紋を広げた。

(広告の後にも続きます)

「本当に、やる事なす事品が無い」

小さめのおにぎりを手にうれししそうな表情の石破首相は、ラップを剥がすとおもむろに口へ。ひとくち齧ったかと思えば、残りをぎゅっと口に詰め込んだ。一気に食べるには大きすぎたのか、頬を膨らませ、食べかけのおにぎりが口から見えている状態が続いた。

一般的に、食事中は口に食べ物を詰め込みすぎず、口の中が見えないように食べるのがマナーとされている。

石破首相の食べ方に、「本当に、やる事なす事品が無い。そこらのオヤジなら、汚いオヤジが…で済みますが。日本国の総理大臣がコレではね?」「あまり人の食べ方とかに文句言うのは好きではないけど想像の10倍汚らしい食べ方だった」などと批判の声が寄せられた。

報道によると、石破首相が南米出張中に撮影された動画とみられるという。また拡散されているのは、11月17日深夜(18日未明)放送のNNNドキュメント「総理大臣を目指した人たち 2024 二つの党首選から見えたこと」(日本テレビ)での映像のようだ。