指定難病の医療費助成について
医療費助成の対象となる人
指定難病と診断され、次に該当した場合は「難病法」に基づき医療費助成を受けることができます。申請を行うことで、医療費の自己負担分の一部が助成されます。
1. 重症度分類に照らして病状の程度が一定程度以上
2. 軽症高額該当
……重症度分類を満たさないものの、月ごとの医療費総額が33,330円を超える月が年間3か月以上ある場合
難病の相談窓口
難病についての相談は保健所のほか、各都道府県・指定都市が設置する難病相談支援センターなどで受け付けています。
難病相談支援センターの一覧や医療費助成の申請方法など、難病に関する情報は「公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センター」ホームページで確認できます。
(まとめ)
難病は、現状では根本的な治療が難しい病気です。しかし、適切な管理を行うことで病状が安定し、日常生活上の自立が可能な人はたくさんいます。職場の理解や配慮があれば問題なく働ける人も多くなっています。難病についてひとりひとりが正しい理解に努めましょう。