歌手の荻野目洋子さん(55)が2024年11月21日、社会情勢に関する意見に対する「芸能人のくせに」などの揶揄や批判について、自身の見解をXに投稿した。
「人は人として生きる権利があります」
荻野さんは19日、「欧州の危機感と国内ニュースの内容差に、人生で1番危機を感じています。情勢がどんどん変化していて、明らかに朝とは違う…」とXにつづった。この投稿は21日16時半時点で5万7000件以上の「いいね」を集めるなど話題になっている。
荻野さんは21日、Xを再び更新。この投稿がかなり注目を集めたとしたうえで、「芸能人のくせに、とかアイドルでさえ気づいた、みたいに言われる事は少し思うところあります」とコメントした。
荻野さんの父はエコノミストの記事翻訳をしており、国際労働機関に勤務していた。「背中を見て育った自分のスタンスは10代の頃から変わらないです」とし、「今は更に子を持つ親として普通に情報を仕入れたい、学びたい、家族を守りたい」と述べた。
荻野さんは「何かを煽るつもりも無いです(同じ気持ちを抱く人がいて結果的に広がるのは仕方ない)。偉そうな事を言うつもりも」と説明したうえで、「職業が何であれ仕事の有無も関係なく、人は人として生きる権利があります。そこの批判はお互いやめましょう」と指摘した。