50代・60代女性の自己肯定感が下がるタイミングは?
自分自身と自分の人生を肯定していく軸となる感情のエネルギーが、自己肯定感です。
50代・60代になると、子どもが独立して働き方もコントロールできるようになり、がむしゃらな時期を過ぎてやっと自分の過去を振り返る時間が持てる時期。
同時に更年期障害といった自分の老いも感じ、未来の良いことも悪いことも考える時間が多くなります。つまり、「自分の人生」を見つめ直す時期でもあります。
人が年老いて後悔するのは、間違いや失敗したこと、すべきことをしなかったことではありません。本当にやりたかったのに行動せずにやらなかった自分。こうなりたいと思ったのに挑戦しなかった自分に後悔すると言います。
自己肯定感は高い人・低い人問わず、いつも揺れ動いています。
後悔が多くあり、この先の希望よりも不安を感じると、自己肯定感が揺れ動きます。そういう時は、気分が沈みやすく、行動が消極的になり、物事を否定的に考えてしまうので注意しましょう。
次回は、自己肯定感と“6つの感”について紹介します。
※本記事は、中島輝さんの著書『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ)より一部抜粋・一部追記して構成しています。