Q.仕事から帰ると何もやる気が起きません
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A.一度切れたスイッチを入れるのは困難
事から帰宅するといつもクタクタ。ひと休みしようとソファに腰を下ろした途端、ドッと疲れを感じて、そのままスイッチが切れてしまう……という人は多いのではないでしょうか。
気を取り直し、ごはんをつくったり、部屋を片付けたりしようと思っても、一度切れてしまったスイッチを再び入れるには膨大なエネルギーが必要になります。そのため、余計なエネルギーを使うことで、さらなる疲労を招くという悪循環に陥ってしまいます。そうならないための対処法があります。
実は「疲れたときほど動く」を意識して、完全なオフモードになる前に、やるべきことを片付けてしまうほうが効率的。時間をダラダラと浪費しないことも、自律神経にもプラスに働きます。
人間は毎日同じペースで過ごすほうが元気でいられるもの。だから、休日も忙しいときと同じようなリズムを保つことが大切です。
「疲れが溜まっているから」といって、朝寝坊や昼までゴロゴロしていると、自律神経が乱れて、かえって疲れが抜けなくなるので注意しましょう。
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Q.休みの日に仕事が入ることが多く、ゆっくりできません
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A.「仕事」と「休み」を区別しないという選択も
「退勤後や休みの日も仕事の電話やメールの対応に追われて、ゆっくり休めない」という方も多いのではないでしょうか。週休2日が当たり前になった今、しっかりと休めるオフの日が取れないと、ストレスになるものです。
しかしここで、少し発想を変えてみるのも一つの方法です。例えば、仕事と休みをあえて区別しないスタイルを取り入れてみるのです。
もちろん、職場や職種によっては難しい場合もあるでしょうが、「この日は休み」と決めず、「早めに仕事を切り上げて午後から休みにしよう」というように、フレキシブルに動くことも検討してみましょう。
最近はテレワークや、旅先で仕事もこなすワーケーションなど、仕事とプライベートを融合させた多様な働き方が広まってきています。私も完全なオフの日をつくるより、休日でも1~2時間仕事をする、といったスタイルの方が自分に合っていることに気付きました。
仕事と休みのベストバランスは人それぞれ。とはいえ、働き過ぎで心身が疲弊し、自律神経が乱れてしまうようではいけません。
もし、総合的に考えて自分に適した働き方ができるのであれば既存の型にとらわれず、自分に合うスタイルを探してみるのもおすすめです。