【55歳からの婚活コラム1】もし夫や妻を亡くしたら…再婚はアリ?

夫婦別姓が熟年婚活にもたらす可能性

【ねこかわ結婚相談所 2】オトナ婚活で夫死別の寂しさと決別!…より

こういう面でも、日本の婚姻制度が「夫婦別性」を選択できるようになれば、もっと熟年結婚も増えるんじゃないか、世間体を気にしてしまう方の入籍のハードルも下がるのではないかと感じています。入籍しても苗字が変わらなければ、女性にとっては山ほどある面倒な手続きを省くこともできます。

過去に、苗字が同じ60代カップルの成婚をまとめたことがあり、その時は「クレジットカードなど名義変更の手間がなくて、随分ラッキーなおまけでした」と大変喜ばれました。

まわりがとやかくいうこと自体がナンセンスだと思いますが、長年、家族を優先してきた女性は、自分のために生きることに戸惑ってしまう方が多いです。それでも、このまま独りで本当にいいのか、後悔しないのかという焦りがあります。

そんな時に「自分の幸せなんだから、これからはもっと自分優先で考えていいんですよ」と背中を押すのも婚活アドバイザーの私の仕事です。

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オトナ婚活で注目される「事実婚」という選択肢

死別を経験して、結婚相談所を訪れるシニアの方は、「結婚したい」という気持ちよりも、「寂しい。誰かそばにいてほしい」という思いが先行しているので、入籍や同居のことまで深く考えていないことが多いです。

最終的にどうなりたいかが自分自身でもよくわからない状態なので、そんな気持ちに「事実婚」というワードが刺さるのだろうと思っています。