3.楽しいプログラムならポジティブホルモンが分泌!



つらくてきつい運動をした後は「これだけ頑張ったんだから痩せるはず」と思いますが、必ずしもそうではないということです。

「運動は、自分が楽しめるものを選んだほうがよいです。楽しんで運動することによってセロトニン(美肌、アンチエイジング、食欲抑制)、ドーパミン(血流と代謝アップ、美肌、ダイエット効果)、エンドルフィン(老化抑制、脳機能を上げる、免疫を高める、苦痛を和らげるなど)といったホルモンが分泌されやすくなることがわかっています」(黒田先生)。

運動が苦手な人の場合、何が楽しいかわからないという人もいるかもしれませんが……。

「運動が苦手な人におすすめなのが音楽を聴きながら体を動かせる、ダンス系エクササイズです。暗闇フィットネスやズンバなどがありますね。今はオンラインで視聴できる動画でもさまざまなエクササイズが紹介されていますから、お気に入りを見つけて自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。また、ひとりでは気が乗らないという場合は、気の合う人とおこなうことで効果がアップします」(黒田先生)。

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まとめ

ちょっとおなかがすくとフラフラしてしまうという方は、ケトン体が作り出せない可能性が大。無理をすると倒れててしまうこともあるということなので、体調を見ながら進めてください。アンチエイジングのためにも、急激なダイエットは禁物ということです。細ーく長く、焦らずに進めていきましょう!

取材・文/mido
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

著者/監修/黒田 あいみ 先生
美容・アンチエイジング専門医。分子栄養学認定医。Zetith Beauty Clinic/東京美容外科沖縄院院長。中学時、アメリカへ単身留学。帰国後医学部入学。大手美容外科院長、上海院を含む新規クリニックの立ち上げなどグローバルに活躍し、体の内側と外側の両方に精通する医師として、多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。趣味のトライアスロンでは2017年ロッテルダムで開催されたITU世界トライアスロンシリーズグランドファイナルの日本代表選手に選抜された経験も持つ。著書『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング食事術51運動術26』(文藝春秋)は中田敦彦のYouTube大学でも紹介され話題を呼んだ。 
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