『ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート』で、大人ならではの沖縄旅を【倉田真由美のBeauty Life】

家族で夏に行き、マリンアクティビティを楽しむところ。そんな印象を持つ人が多い沖縄が今、変わりつつあります。年間を通して温暖な気候の中、観光やショッピング、ゴルフを楽しむのもよし。食に関しても新しいムーブメントが起きているのです。

世界遺産にもなっているパワースポットで魂を浄化

琉球開闢(かいびゃく)の祖・アマミキヨが天から降り立った神話の舞台である島やビーチ、琉球王国時代に国王が祈りをささげた神聖な場所など、沖縄には数々のパワースポットがあります。そのいくつかは世界文化遺産にもなっていて、美しさと価値を兼ね備えた場所。それらを巡り、歴史に思いを馳せるのも大人ならではの楽しみ方です。


琉球王国最高の聖地といわれる「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。斎場内の拝所からは、アマミキヨが降り立ったとされる久高島が見える

また、沖縄というとガラス細工が有名ですが、やちむんと呼ばれる素朴でダイナミックな陶器に魅せられている人も多数。もちろん私もその一人です。万座からほど近い読谷村の「やちむんの里」は、およそ20軒ほどの沖縄陶芸作家の工房やギャラリーが軒を連ねる小さな集落。ぶらぶらと散策し、お気に入りの器を探してみるのもいいでしょう。


『ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート』の日本料理「雲海」でも使われている沖縄陶芸・やちむん。伝統に独自の作風を組み合わせた陶芸家・宮城三成先生の作品

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万座ビーチを散歩し、沖縄県産のお寿司に舌鼓を打つ

今回、私が滞在したのは、日本進出60周年を迎え、100か国以上に19ブランドを展開するIHGリゾート&スパの中でも、世界最大級とされるラグジュアリーブランド「インターコンチネンタル」。その一つである『ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート』は、サンゴ礁にぐるりと囲まれた万座ビーチに面したホテル。沖縄本島でも屈指の美しさと透明度を誇る海を望むオーシャンビューの客室から、時間と共に表情を変える海や空を眺めているだけでも癒やされる絶好のロケーションです。


沖縄本島の西海岸にある万座ビーチでは、客室から、あるいはクルーズ船から、美しいサンセットが望める

ここの1階にある「日本料理 雲海」では、沖縄県産を中心に、九州などの近海で採れた魚介類を使ったお寿司をいただくことができます。沖縄でお寿司を食べる、というイメージが私にもなかったのですが、最近では地元の人や観光客の間で人気が出ているのだとか。ミーバイやセーイカ、姫しゃこ貝、島だこなどは、そのほとんどが沖縄でのみ流通しているため、この地でしか食べられない貴重なものです。


カウンターでおまかせで握っていただける「日本料理 雲海」。ランチョンマットや食器類、しょうゆ差しなどで沖縄らしさを演出。要予約


姫しゃこ貝と海ぶどう。新鮮な素材ならではのコリコリとした食感は、沖縄でしか味わえない

クラブインターコンチネンタル専用のラウンジでは、朝食やアフタヌーンティー、イブニングカクテルがゆったり楽しめるので大人の沖縄滞在にはうってつけ。長期滞在してワーケーションという手もあるかもしれません。


クラブインターコンチネンタルでいただけるアフタヌーンティー。沖縄の揚げ菓子、サーターアンダーギーや紫芋のタルトも入っている。
※メニューは季節により変わる

・沖縄の海と大地の恵み『urumo Spa(うるも スパ)』でエネルギーをチャージ
・一日中、乾燥知らず! まるで美容液みたいなファンデーション