若かりしころのことです。新しいパジャマで彼を驚かせようとした夜、思いも寄らないハプニングが起こりました。いちゃつく私たちが見たものとは。
先輩からもらったパジャマ持参で彼の家へ
当時付き合い始めたばかりの彼と、会えば甘い時間を過ごすのが日課だった私。ある日、いつもと違う雰囲気を演出しようと思っていた矢先、会社の先輩から誕生日プレゼントとしてかわいらしいパジャマをいただきました。上はジッパー付きの猫耳フード付きパーカー、下はふわふわのショートパンツ。「彼はきっと喜ぶわよ」と、先輩にニヤニヤ顔で見送られました。
その日、新しい下着と合わせて彼を驚かせようと意気込んで、彼の待つマンションへ向かいました。夕食後、2人で仲良くお風呂に入り、先に上がった私は早速新しい下着とパジャマに着替えました。寒い冬の夜でしたが、エアコンを入れて、薄明かりの中で雰囲気も抜群。お風呂から上がってきた彼とベッドに潜り込みました。
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甘い雰囲気が一変!パーカーから火花が
2人で楽しく戯れていたところ、突然「バチン!」という大きな音と共に、私のパーカーから火花が散りました! 慌ててパーカーを脱ぐと、小さな炎が見えました。彼が素早くタオルでたたいて火を消し、パーカーには黒く焦げた跡が残りました。
もはや甘い雰囲気どころではなく、大きな火事にならなくて本当によかったと胸をなで下ろしました。相手を喜ばせようと着ていた服が静電気で火花を起こすなんて、想像もしていませんでした。その晩は、お互い綿の質素なパジャマに着替えて、おとなしく就寝。違った意味でドキドキした1日となりました。