削る?削らない?目的別かかとケア方法・おすすめ角質除去グッズでサンダル足に自信

かかとの角質除去グッズの選び方

ここからは、かかとの角質除去グッズの選び方をご紹介します。かかとの角質を取るグッズはいくつもあるので、自分に合ったものを見つけてみましょう。

悩みに合わせて使い分ける

かかとの角質取りには「やすりタイプ」「刃で削るタイプ」「電動タイプ」など、いくつかの種類があります。悩みや希望に合わせて使い分けるといいでしょう。

やすりタイプ:削り過ぎを防ぎたい人、軽いガサつきやひび割れを改善したい人におすすめ
刃で削るタイプ:深いひび割れに悩んでいる人、角質がかなり硬くなっている人、タコや魚の目がある人におすすめ
電動タイプ:かかとのガサつきが気になったときに手軽にケアしたい人におすすめ

素材や使える場所をチェックする

かかとの角質取りの中にはお風呂で使えるものと使えないものがあるので、お風呂でケアしたい人は、選ぶときに耐水性かどうかをチェックしておきましょう。

お風呂で濡れると角質が柔らかくなるので、ケアもしやすくなりますよ。

お手入れ方法をチェックする

かかとの角質取りはアイテムによってもお手入れ方法が異なります。お手入れの手間を最小限にしつつ清潔な状態を保ちたい人には、丸洗いできるタイプがおすすめ。

電動タイプでも、やすり部分を取り外すことで水洗いできるものもあります。

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専門家おすすめのかかと角質除去グッズ

ガチガチになってしまった足裏をもとに戻すには、厚く硬くなった角質を一度取り除く必要があります。フットケアサロンなどでケアしてもらうのがオススメですが、セルフケアでも対処できます。では、どんな方法が効果的か?

2014年にFCG総研で、かかとの角質ケア商品の性能を検証したことがありますので、その結果を参考にご紹介したいと思います。

足裏やかかとの角質ケアグッズには、角質を軟化させて溶解し、剥がしてとるタイプのものから、削ってとるもの、保湿して柔らかくするタイプのものまでさまざま。これらは、皮膚の状態によって使い分けます。白くひび割れているような厚く硬い場合は、角質軟化剤で皮膚を軟らかくするタイプの商品が効果的でしょう。

ただし、まさしく一皮剥けるものなので、刺激は強め。肌が弱いと感じる人の使用や、丈夫な人でも頻繁に使うことはおすすめできません。商品の説明をよく読み、パッチテストをしてアレルギーが出ないことを試してみてから使ってください。

ベビーフットイージーパック60分(S)

「ベビーフットイージーパック60分(S)」1760円(税込・リベルタ)

こちらは検証実験でも使用した、専用ジェルの入ったブーツ型ビニールに足をつけるタイプ。履くだけ簡単!ですが、履いている間は少々不自由。使用後3日目から角質が剥け続け、2週間ほどで柔らかく潤いのある足裏に。皮膚の状態をマイクロスコープでみたところ、滑らかな足裏になったのを確認できました。ただしかかとの角質が厚く硬い人、肌の丈夫な人に向きのかかとケアの方法ですので、肌が敏感な人は避けた方がいいかもしれません。

ドクター・ショール ラフスキンリムーバー

「ドクター・ショール ラフスキンリムーバー」オープン価格(ドクター・ショール)※実験で使用したのは、ドクター・ショール ハードスキンリムーバー。類似の現行商品をご紹介しています

短時間ジェルにつけて、削るという商品も実験しました。削る過程で角質の取れる感じが目に見えてわかります。ただやすりでかかとを削るよりは、効果を実感しやすかったです。

ドクター・ショール ツインヘッド かかとファイル

「ドクター・ショール ツインヘッド かかとファイル」オープン価格(ドクター・ショール)

足の角質専用のやすり。面によって目の荒さが違うので、角質の状態に合わせて使い分けます。使用後は軽く水洗いし乾燥させます。

休足時間 かかとぷるぷるジェルシート

「休足時間 かかとぷるぷるジェルシート」オープン価格(ライオン)

こちらも検証実験で使用した商品。足裏がしっとり柔らかくなり、乾燥による皮膚の荒れを防いでくれます。保湿ジェルシートを貼るだけなので、肌への刺激もほとんどなく、使い方も簡単。古い角質を取るわけではないので、硬さや厚さを取り除くことはできませんが、もとのいい状態にした足裏に継続して使うことで、そのいい状態を維持することができます。足の疲れもスッキリします。