デビュー曲『晩餐歌』が大ヒットした女性シンガーソングライター「tuki. (ツキ)」さん(15)が2024年11月22日、ファーストアルバム「15」を発売すると、公式Xなどで発表した。

tuki.さんは、13歳のときにTikTokで「歌ってみた」として弾き語り動画を披露し、その後、オリジナル曲『晩餐歌』のサビの部分を投稿して人気が急上昇した。この曲は、1月24日発表の「オリコン週間ストリーミングランキング」で1位になり、年末のNHK紅白歌合戦への初出場も決まった。

「202411221800」と予告していた

tuki.さんは、現在は高校1年生で、素顔は見せずにナゾに包まれたままだ。

公式Xでは11月21日、「202411221800」と予告めいた投稿をした。「紅白に関する新曲!?」「楽しみにしてます!」と期待する声が寄せられ、予告通り、22日の18時ちょうどに今回の投稿をした。

「tuki.から皆さまへ」と題して、ユーチューブ公式チャンネルの動画がリンクとともにアップされている。

それを見ると、薄暗い学校の教室のアニメ映像が流れ、「何十回の夜を過ごしたって…」と『晩餐歌』の歌声が響く。教室の机の上には、アルバムのようなものが1つ1つ置かれ、月光が差して、風が入り、そのページが次々にめくられる。すると、ファーストアルバム「15」が映し出された。

25年1月8日にリリースとあり、アルバムジャケットには、満月の夜にピアノを弾きながら歌う少女の姿が描かれていた。

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「15歳までに作った曲を集めた」

続く投稿では、「15歳までに作った曲を集めて、はじめてのアルバム『15』を作りました」と紹介した。アルバムでは、『晩餐歌』『一輪花』『サクラキミワタシ』と発表したオリジナル曲が収められているほか、未発表の7曲が含まれているとした。

公式サイトに載ったtuki.さんのコメントでは、「お父さんにレコーディング費用を貸してもらった『晩餐歌』から始まり、これまでにさまざまな曲を皆さまに届けることができました」とつづり、「間違いなくいまの私が刻まれた1枚です。是非、聴いてみてください」と呼びかけた。

公式Xへのリプライなどでは、ファンから「やったー待ってました!」「15歳でアルバムすげぇわ」「紅白歌合戦初出場おめでとうございます」といったエールが次々に寄せられている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)