もう口臭で悩まない!だ液がドバドバ出る「殺菌ベロ回し」のやり方【汚口セルフチェック付】

ひょっとすると「汚口」!? 口の状態診断チェックリスト

以下のチェックリストのなかから、当てはまる項目の数を数えてください。

歯並びが悪い。歯に隙間がある。
たまに、歯の間に食べかすが詰まっているのに気づくときがある。
口の中がネバネバするときがある。
鏡で自分の舌を見ると、苔のようなものがついている。
1度でも、口が臭いと言われたことがある。
甘いもの(糖質)や炭水化物が好きだ。
食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまう。
口で息をするくせがある。
歯ぐきから出血することがある。
歯がしみることがよくある。
むし歯やぐらぐらする歯がある。
1日1回しか歯を磨かない。
舌でなめると歯の表面がざらざら、もしくは、ぬるぬるしている。
歯ぐきがやせて下がっている。
歯間ブラシやフロスをまったく使わない。
たばこを吸う。
歯磨きは1回あたり1~3分程度だ。
食事をしたあと歯を磨く習慣がない。
起床後、寝る前に歯を磨かない。

チェックリストの診断結果はこちら!

▼3個以内
1個でもある方は「汚口」予備軍です。口のなかの状態、生活習慣に気をつければ、しばらくは大丈夫。しかし油断は禁物。現在の生活を維持しながら、より多くのだ液を分泌できる口内環境をつくることが、「美口」への道です。そろそろ病院で「美口」かどうかチェックしてもらう頃かも。

▼4〜9個
現時点で口のなかに重大なトラブルは見られなくても、着々と「汚口」は進行しています。最近は歯科での検診もあまり受けていないのでは?まずは歯磨きを徹底し、口内環境をきれいに保つために、だ液たっぷりの口にするための対策を行わなければなりません。

▼10個以上
すでに重度の「汚口」である可能性があります。生活習慣を根本から見直すことが大切。健康に長生きするために、「汚口」撃退に向けてこの本で紹介するメソッドを必ず実践しましょう。早めに歯科医の診察を受け、定期的に通院するようにしてください。

いかがでしたか?「汚口」が決して他人事ではないことにショックを受けた人もいるかもしれません。しかし、そんな私たちを救ってくれるのが「だ液」なのです。

だ液が悪玉菌を洗い流すだけでなく、だ液に含まれる抗菌物質が悪玉菌を殺し、口のなかの善玉菌(乳酸菌)を増やすことで、歯周病、むし歯、口臭を予防できるのです。

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こんなにすごい!だ液の知られざるパワー

1.悪玉菌だけを殺し、善玉菌は生かす
市販のマウスウォッシュでは、悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺菌してしまいます。悪玉菌だけを殺菌できるのは、天然の消毒液であるだ液だけ。

2.サラサラだ液、ネバネバだ液のWパワー
だ液は「サラサラ」と「ネバネバ」の2種類。サラサラだ液は抗菌力が強く、ネバネバだ液は保湿効果に加えて、ばい菌をからめ取る役割を担っています。

3.乳酸菌を増やすことで、口内フローラを改善
だ液の抗菌物質が悪玉菌を殺し、空いたスペースに善玉菌が増殖することで、口内環境が美しく保たれるのです。

4.口のなかのpH(ピーエイチ)のバランスを自然に保つ
pH値の乱れは、むし歯の大きな原因となります。だ液をたっぷり分泌すると、口のなかのpH値を常に適切に保つことができます。

では、どうすれば、だ液たっぷりになれるのでしょうか。その方法が「殺菌ベロ回し」です。