<Day1>誕生から30周年を迎えた本格麦焼酎「隠し蔵」、そのおいしさの秘密を探る旅へ|鹿児島県いちき串木野市

1994年の発売以来、幅広い世代から愛され続けている本格麦焼酎「隠し蔵」。そのおいしさの秘密を探るため、鹿児島県いちき串木野市にある「濵田(はまだ)酒造」を訪れることに。そこでは、ブレンダー・大園栄作

本格麦焼酎「隠し蔵」

2019年に国際評論会で「Best of Shochu」を受賞し、2022年には累計出荷本数1億本を突破した「隠し蔵」。発売から30周年を記念し、キャンペーンを開催中です。

詳しくは、隠し蔵 30周年記念「選べる琥珀のときめきキャンペーン」公式ページをご覧ください。


10月中頃、私は焼酎蔵や樽の貯蔵庫の見学に加え、鹿児島県の食や薩摩の歴史などを学ぶツアー「鹿児島県いちき串木野市を巡る1泊2日の隠し蔵メディアツアー」に参加するため、いちき串木野市へと向かいました。

鹿児島県西部、東シナ海に面したいちき串木野市

鹿児島県は芋焼酎の産地として広く知られ、さつま芋の生産量や、焼酎の蔵元の数も110社と日本一を誇ります(2024年11月現在)。18世紀に琉球から伝わったさつま芋がシラス台地での栽培に適していたことから鹿児島県全域へと広がり、それをきっかけに芋焼酎づくりが定着したそうです。

九州南部に広がるシラス台地は天然のろ過装置として機能し、やわらかくておいしい地下水を生み出しています

今回訪れたいちき串木野市は、江戸時代に参勤交代で栄えた宿場町。昔からマグロの遠洋漁業が盛んで、つけあげ(さつま揚げ)などの海の幸と、ポンカンをはじめとする柑橘類の山の幸が豊富な“食のまち”としても知られています。また、いちき串木野市は鹿児島県内で2番目に蔵元が多いエリアで、8つの焼酎蔵が密集し、「いちき串木野市本格焼酎で乾杯を推進する条例」(※1)が制定されるなど、全国有数の“焼酎のまち”でもあります。

明治元年創業、「伝兵衛蔵(でんべえぐら)」「薩摩金山蔵(さつまきんざんぐら)」「傳藏院蔵(でんぞういんぐら)」の3つの蔵を有する濵田酒造

今回は、数ある酒造の中でも、「隠し蔵」をはじめ、「海童」「だいやめ~DAIYAME~」「赤兎馬」などの人気銘柄を手掛ける濵田酒造にお伺いし、通常は入ることのできない蔵の見学やテイスティング体験を通じて、「隠し蔵」のつくり手のこだわりや思いを感じながら、そのおいしさの秘密を探ります。

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「鹿児島県いちき串木野市を巡る
1泊2日の隠し蔵メディアツアー」行程