結婚後、夫について発覚した最大の衝撃は、彼の尋常ではない性欲でした。まるで性欲モンスター……そんなふうに思ってしまうほど。どうやら夫自身も最近まで、自分がこれほど性欲が強いことに気付いていなかったようで、話し合いの中でそれを知りました。正直、彼の取った行動にはあきれるばかりでした。

夫が隠れてやっていたことは…

まず発覚したのは、マッチングサイトの利用。自宅のパソコンと夫のスマホが同期されているのですが、偶然にも夫のスマホの検索履歴を見てしまったのです。複数のマッチングサイトを利用していることがわかり、その瞬間、嫌悪感で胸がいっぱいになりました。すぐに夫に電話しましたが、言い訳ばかり。聞く耳を持たない様子に、私は一方的に電話を切りました。

その夜、夫が帰宅。話し合いの場となりましたが、意外にも私は冷静でした。修羅場を覚悟していたのですが、落ち着いて話すことができました。念のため会話を録音しながら、なぜマッチングサイトを利用したのかを尋ねると、返ってきたのは「性欲処理のため」。あまりにも味気ない理由に、またもやあきれてしまいました。でも、そこで私は夫婦関係を続ける、つまり彼を許すことに決めたのです。

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風俗店の利用カードも!?

夫いわく、後腐れのない相手を探していたものの、誰ともマッチングできていなかったとのこと。良い感じになった女性たちも、最終的にはメッセージでお金を求めてきたそうで、結局誰とも会っておらず、体の関係も一切なかったと主張していました。正直、信じがたい気持ちもありましたが、「もしかしたら本当にそうなのかも……」「なんだかマヌケだな……」と、どこかで彼を信じようと思っていました。ちなみに、風俗店の検索履歴も見つかりましたが、夫は「行っていない」と完全否定していました。

しかし、後日さらに驚くべき事実が発覚します。夫の財布から、複数の風俗店の利用カードが出てきたのです。つまり、マッチングサイトを使うよりも前から、1~2年前から風俗店に通っていたということ。マッチングサイトの件があったので、もはや「この人はこういう人なんだ」と妙に納得してしまい、怒りよりもあきれる気持ちが強かったです。マッチングサイトの件で「風俗は行っていない」とウソをつかれていたことにも、もはや清々しささえ感じました。

そして、私の中で徐々に「風俗に行くのは……まぁいいか」という考えが芽生え始めたのです。というのも、私自身、夫との性行為が苦痛に感じ始めていて、彼の性欲を満たすことに負担を感じていたからです。