【インスタントコーヒー】劇的においしく入れるコツや健康的な効果も!

忙しい毎日にほっと一息コーヒーブレイク。お湯を注ぐだけでおいしいコーヒーが飲めるインスタントコーヒーは、大人女性の強い味方ですよね。簡単に作れるインスタントコーヒーをよりおいしく飲める入れ方や、体への効果を紹介します。

インスタントコーヒー、コーヒーと何が違うの?



 
南北の回帰線の間にある熱帯地方の「コーヒーベルト」というエリアで栽培されているコーヒー豆。コーヒーの実の種子がいわゆる「コーヒー豆」です。
 
インスタントコーヒーは、コーヒー豆を粉砕したものではなく、インスタントコーヒー用の豆を焙煎し、他の種類のコーヒー豆と合わせて粉砕した後、抽出したコーヒー液を乾燥させると完成します。
 
乾燥する方法は、「凍結乾燥」(フリーズドライ)と、「噴霧乾燥」(スプレードライ)製法の2種があり、粒の大きさにも違いがあります。凍結乾燥は大きく、噴霧乾燥は小さい粒が特徴です。

フリーズドライ製法

フリーズドライ製法は、濃度が高いコーヒー液をマイナス40℃で凍結後、細かく粉砕して真空の環境で乾燥させます。真空の環境は水分が水蒸気になりやすいのもあって、低熱処理ができて風味や味、香りを楽しめます。
 

スプレードライ製法

スプレードライ製法は、霧状に噴射したコーヒー液を熱風によって瞬時に蒸発させます。こうすることで乾燥した粉末状のコーヒーが完成します。細かい粉末だけに、冷水にも溶けやすくアイスコーヒーにもおすすめです。

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インスタントコーヒーをおいしく入れるコツ



 
インスタントコーヒーをよりおいしく飲める簡単な方法を紹介します。
 

水で練る

スプーン1杯ほどの水で練ってからお湯を注ぐと、まろやかになり、いつもとは一味違った風味が味わえます。
 

フリーズドライ製法のインスタントコーヒーを使う

フリーズドライ製法は、真空の状態で冷凍乾燥させるため、凍結前の状態のままの香りや風味を楽しめます。
 

お湯は80~90度を目安にする

インスタントコーヒーに注ぐお湯の温度を80~90℃にすると、苦味が低減され、まろやかな味になります。高い温度を注ぐと、コーヒーに含まれるカフェインが抽出されやすくなって苦味を感じる場合があります。
 

乾煎りする

焦げに注意して少し色が変わるまで乾煎りすると、香ばしいインスタントコーヒーが出来上がります。
 

電子レンジで温める

お湯でインスタントコーヒーを溶かしてから電子レンジで約30秒温めると、苦味や酸味が緩和されたまろやかなコーヒーになります。
 
インスタントコーヒーは、お湯140mLに対して小さじ1杯(約2g)を目安にするといいでしょう。