那須連山の麓にたたずむ「リゾナーレ那須」は、「アグリツーリズモリゾート」がコンセプト。「自然に触れる体験」「自然の恵みを味わう」「寛ぎの温泉に浸る」という、三つの体験を通して、豊かな大地に抱かれる四季折々の喜びを、五感で味わい尽くすことができる宿だ。冬には冬限定の、大人の好奇心を刺激するわくわくが待っている。
大自然に抱かれた栃木県・那須。皇室の御用邸があるこの町は、日本屈指の静養地として知られる。「リゾナーレ那須」は、そんな由緒正しい山岳リゾートに位置し、那須連山の麓、標高500mの高原に立つ。にもかかわらず、都心からのアクセスは抜群。電車なら90分ほどで、大地のパワーとしっかり繋がることができる。ここで堪能できるのは、農業体験や素材の滋味をダイレクトに感じるイタリア料理、自然に臨む客室や温泉、そして、四季折々の美しい風景と、その季節ならではのアクティビティ。特に冬季は、大人がしっとりと味わうことのできる愉しみが目白押しだ。
様々な文献や歴史上の著名人が訪れた記録が残る那須温泉に浸かりながら、季節や時間の経過とともに変化する景色を愛でる
那須連山の主峰「茶臼岳」がもたらす火山性の温泉で暖まる喜びは、冬となればまた格別。開湯から千年以上という歴史ある那須温泉は、湯治場としても人気を集める名湯だ。施設内には、石造りの内湯と森を一望する外湯が。景観を楽しみながら、ゆったりと寛ぎたい。
大地と触れ合う滞在が叶う「アグリツーリズモリゾート」
「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトに掲げる「リゾナーレ那須」ならではの楽しみといえば農業体験「ファーマーズレッスン」。野菜やハーブを育てる「アグリガーデン」では、土に触れ自然に親しみながら、都会の喧噪(けんそう)を忘れ、日々の疲れをデトックス。施設内の田んぼで収穫された玄米でのカイロづくりや、那須の大地が育む季節野菜や乳製品を贅沢に使ったピッツァづくりなど、個性的な体験も叶う。
施設内にあるガーデンでは、種まきや畝作りなど季節に応じた日々の農作業を体験できる
空気中の水蒸気やちりが少なく、ひときわ空気が澄みわたるこの季節ならではの星空観察は、冬滞在の特権だ。灯りが少なく見晴らしの良い一角に設えた特等席「星空観賞チェア」で過ごすのもいい。もちろん、大きな窓から刻々と移り変わる絶景を楽しめる開放的なゲストルームで過ごす時間も堪能したいもの。暖かい部屋で晩酌ができる「冬のおこもり夜更かしセット」もオーダー可能だ。
広大な天然生林の中に点在する客室。どの部屋からも、移り変わる季節の彩りや自然を身近に感じることができる(写真は別館プレミア)
(広告の後にも続きます)
季節限定のディナーコースで、地元の恵みを味わう“口福”を
メインダイニング「OTTO SETTE NASU」では、栃木県・那須に親しみのある食材を使用したイタリア・トスカーナ州の郷土料理がいただける。この時期は、畑で採れた旬の野菜を活かしたシグネチャーメニュー「ピンツィモーニオ」を、冬仕様のバーニャカウダソースで。メインには朴葉に包み込み焼き上げた牛フィレ肉のグリル、デザートはいちごを使った華やかなコンポジツィオーネを。豊かな土壌が育む食材を使用した美味は、ソムリエ厳選のワインとペアリングで堪能したい。
「ピンツィモーニオ」は、本州一酪農が盛んなこの地で生まれたチーズやハムとともに、25種の野菜をいただく、那須の恵みを表現したひと皿
四季折々の喜びを体験させてくれる那須を、大人の視点で味わい尽くす。いまだからこそ発見できる喜びを探しに行ってみては。
・沖縄の夕景を眺めながら。インフィニティプールでアペリティフ
・奥飛騨の温泉宿で楽しむ「雪」×「和」のライトアップ