劇的に改善!痛くて歩けない【外反母趾】3週間で痛みを治す方法&歩き方のポイント

外反母趾を改善!足指ストレッチの効果をチェック

Aさんは4〜5年前から、外反母趾による足の痛みに悩まされていたと言います。親指の付け根が出っ張っているため「1年も履かないうちに革靴に穴が開いてしまう」ということでした。

そこで、正しい靴選びをして靴を買い換えてもらってから、足指ストレッチ「ひろのば体操」を指導し、足指矯正ソックス(足指サポーター)の「YOSHIRO SOCKS」を履いてもらいました。

※「YOSHIRO SOCKS」は足指研究所にて開発した足指矯正用の5本指靴下

片足5分ずつの足指ストレッチを毎日続けたところ、わずか3週間で外反母趾が改善しました。足の痛みも軽減し、今は長く歩いても、ほとんど足が痛まないそう。足に筋肉がついて、足裏アーチ矯正も成功したことを物語っています。

骨切り術など手術をしないでも、セルフケアだけで外反母趾を改善し、足の痛みを治すことができるのです。

Bさんは、膝の痛みで整形外科に行き「一生、正座は無理」と言われたそうです。ところが、「ひろのば体操」と「YOSHIRO SOCKS」で足指伸ばしを実践した結果、3週間で正座ができて驚いていました。

たったこれだけですが、Bさんは膝の痛みが消え、正座ができるようになったのです。このように、3週間ひろのば体操をやるだけで、足の痛みが治る、正座ができるという例も珍しくありません。

膝や腰、股関節、肩・首などの体の痛みの原因が、外反母趾や浮き指など、足の機能不全にあることは多いものです。何年も慢性的な痛みに悩んでいる人も、治療法がないと諦めないで、まずは簡単に足指伸ばしができるストレッチ「ひろのば体操」を試してみてください。

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外反母趾の改善には、歩き方もポイント

しかし、中には靴選びと足指ストレッチだけでは、足の痛みなどの症状が改善しない人がいます。それはなぜなのか、患者さんの観察を続けていてわかりました。歩くときに足指を使っていなかったのです。その原因は歩き方にあったのです。

ですから私は、「ひろのば体操」や「YOSHIRO SOCKS」で足指伸ばしをした後、正しい靴選びだけではなく、歩き方の指導もしています。それが「小股歩き」です。

小股歩きはその名の通り、歩幅を小さめにする歩き方です。和服を着て、ひざ下を使った歩くような感覚です。小股で歩くと、足で地面をける際に、足指がしっかりと伸びて広がります。すると、足裏全体を使う歩き方ができるのです。

その効果を写真でわかりやすく紹介するため、ハルメクスタッフ3名に協力してもらって「何もしていない人(Cさん)」・「歩き方と足指を意識した人(Dさん)」・「足指ストレッチをした人(Eさん)」の足底圧の画像を比較してみました。

Cさんは足指に対して「何もしていない人」です。足底圧にほとんど変化がなく、むしろ11月は足指全体が黄色→青になり、足指に力が入っていないことがわかります。

Dさんは小股歩きで「歩き方と足指を意識した人」です。すると4か月後には足指が少しずつ地面に着くようになり、足に筋肉がついてきたのか、足の形もきれいに写るようになっています。また、何十年も広がらなかった足指が広がり始めたと言います。

Eさんは「足指ストレッチをした人」。「ひろのば体操」と足指矯正ソックス「YOSHIRO SOCKS」で足指を伸ばした上で、小股歩きで歩いてもらいました。

すると、4か月後には、軽くついていた足指がくっきり写るまで、足裏全体を使えるようになって、足の形もバランス良くきれいに写るようになりました。

このように、正しい歩き方をするだけでも、外反母趾の改善に効果があります。ストレッチで足指を広げることも重要ですが、ひろのば体操の効果を高めるためにも、歩き方に気を付けましょう。

次回は、外反母趾を改善する歩き方のポイントをご紹介します。

※足指ストレッチで改善可能なものは、足指の変形が原因のもの(靭帯性外反母趾・混合性外反母趾・ハンマートゥ性外反母趾)です。骨や関節の形が変形した仮骨性外反母趾や病変性外反母趾は、基本的に手術でしか治療できません。