画像はイメージ(Flicker/ Adam Bautz )
タイで空に向かってそびえ立つ奇妙な柱が目撃され、その正体についての謎が深まっています。
タイの空で目撃された謎の物体
この様子は、Facebookの「トゥアンパイ・ピバットローク(世界的な災害の警告)」というアカウントが投稿。
投稿された写真には、厚い雲に覆われた空に、雲の切れ間からまっすぐに空に向かって伸びる柱のようなものが写っています。
太陽の光に照らされて、はっきりとした黒い筋が浮かび上がっていました。
この現象を目撃したのは、チュラロンコン大学理学部生物学科の准教授であり、科学コミュニケーションの専門家でもあるジェッサダー・デンダーンブリパン氏です。
同氏によると、夕日の写真を撮っていた際、黒い棒のような影が映り込んでいたとのこと。
肉眼では見えていなかったというこの黒い影について、同氏は「均一でない水晶や水滴に反射して見える『虹色冠』」と推測しました。
また、「航空機の熱と乱気流によって氷の結晶が蒸発し、溝のような跡が残る現象『デストレイル』」の可能性もあると述べました。
しかし、デストレイルであれば肉眼で確認できるため、「この現象が何であるかは特定できない」と説明しています。
この出来事に対しては、「『ジャックと豆の木』の巨人が登っているのでは?」「次元の扉が開き、何かが起こる前兆」などの反応が寄せられていました。