<50歳を迎えての心境の変化>
ごはん屋さんで故郷を元気にしたい!


(写真)大好きな名田島の美しい景色。自然が織りなす景色は365日、表情が変わるので、毎日見ても飽きないです。

 地方では人口減少、少子高齢化などが進んでいる地域が増えていますが、名田島も例外なく急速に地域の元気がなくなっている状況です。「決意はしたけど、そういった場所でお店をやるのはリスクが大きいかも」そんな不安もありました。
しかし地域の方々と交流を深め、頑張っているみなさんを知っていくうちに、
「こんなに美味しい野菜があることを、もっと多くの人に知ってもらいたい。私は食堂を通して、地域を元気にするお手伝いをしたい」
という思いが強くなっていきました。若いころは「田舎には刺激がないから……」と、あまり帰省もしませんでした。50歳を迎えて自分の人生観も大きく変化した今、これからの人生や自分の故郷について、こんな思いを抱くようになるとは思っていなかったので、自分でも驚いています。

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<私の夢と、旦那さんの夢のコラボレーション>
お店の名前は「名田島食堂と珈琲焙煎所」に決定!

 山口への移住は自分一人ではなく、移住先を決める旅をともにしたパートナーの彼と進めてきました。移住を機に籍を入れたので、今は旦那さんです。
 私の夢が単に「生まれ故郷の名田島で食堂を始める」から、「故郷の素晴らしいところを広めていきたい」という思いに変化するなか、旦那さんにも変化がありました。彼は昔から珈琲が大好きで、お店をいろいろ回ったり、家で本格的な珈琲を入れたり、ついには焙煎機をレンタルして自身で自家焙煎をするまでに。そんな彼も「名田島を元気にすること」を一緒に考えてくれるなか、「食堂だけじゃなく、田んぼの真ん中に珈琲の焙煎所があったらどうかな?」「美しい田園風景と野菜中心の美味しい食事を提供する食堂と、炒りたての珈琲を提供する焙煎所、そんなお店が一緒にできたらいいね!」そう言ってくれました。
私の夢と、旦那さんの夢が一緒になり、生まれ故郷名田島という場所で実現していくことが決まった瞬間でした。


(写真)一緒に移住してくれた旦那さん。友だちのような同志のような存在。性格は違うので喧嘩もしますが(笑)、一緒に何かをつくり出せるパートナーだと思います。

こうして出店場所が決まり、お店の名前は「名田島食堂と珈琲焙煎所」に決定しました。これから店舗の建設がスタートします。

店舗の建設の様子はインスタグラムでアップしています!
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