それは愛情?

その後に発覚した事実には、私も息子もあきれてものが言えませんでした。嫁の不倫相手は例のダンス教室の講師。たびたび不倫相手に会っていたのですから、 息子が離婚を選ぶのは当然です。

おまけに、実の娘に対してずっと容姿を卑下するような言葉を吐き続けていた様子。彼女は、「自分は読者モデルどまりだったけど、あの子には明るくてかわいい人気者になって、楽しい人生を送ってほしかった」と説明しましたが、それは愛情ではなくエゴ。ただの理想の押し付けです。

孫も、母親とは一緒に暮らしたくないと決意。私の家に住み始め、息子も単身赴任をやめて帰ってくることになりました。傷ついた孫の心が癒えるには時間がかかると思いますが、私や息子がそばで支えながら、本当のあの子を見つめて愛情をたくさん与えていきたいです。

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孫娘に自分の理想ばかりを押し付けていた息子の嫁。愛情とエゴを取り違えてはダメですよね。おばあちゃんが孫のピンチに間に合って本当によかったです。

著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系
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