今すぐ知りたい!老後に必要なお金を把握する「ライフプラン」の立て方【専門家監修】

人生100年時代、リタイア後はこう過ごしたいな、など漠然としたビジョンをお持ちの方も多いのではないでしょうか。それを具体的に計画にしてまとめたものが「ライフプラン」。シミュレーション法やライフプラン表の作り方を解説します!

【記事監修】小川貴行(おがわ・たかゆき)さん

小川貴行
CFP®認定者、日本証券アナリスト協会認定アナリスト
愛知県出身。関西学院大学商学部を卒業後、証券会社・生命保険会社を経て現在は家計の見直し相談センターで家計・資産運用・保障のコンサルティング、講演などに従事。

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「ライフプラン」人生をどう過ごしたいか

「ライフプラン」という言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。ライフプランとは、自分の人生をどんなふうに過ごしていきたいのか、その計画をまとめたものをいいます。

例えば「3年に1回は海外旅行に行きたい」「65歳までは働きたい」「リタイア後は友人と趣味の教室に通いたい」など、これからの人生についてやってみたいこと、理想とするライフプランがあると思います。そのような計画は、思っているだけでは叶えることは難しいため、いつ、どんなことをやりたいのか計画を立てることが、ライフプランの目的です。

人生100年時代と言われるほど、寿命が長くなった今だからこそ、男性で約83歳、女性で約88歳までは生きることを想定してライフプランを立てる必要があります。ライフプランを立てれば、その計画を実行するために必要なお金も見えてくるので、目標に合わせて、いつから、いくらお金を貯めればいいか、ということもわかってきます。