ハイドアのデメリットは?ハイドアを取り入れるポイントを解説

ハイドアを取り入れるデメリット

ハイドアにするメリットがある一方、やはりデメリットもあります。確認していきましょう。

 

追加コストがかかる

ハイドアは多くの住宅メーカーでは標準装備になっていないため、オプション装備として料金がかかることもあります。ハイドアの金額はメーカーによって差はあるものの、5万円ほどが相場と言えるでしょう。

 

ハイドアならではの圧迫感がある

ハイドアは天井まで伸びるため、どうしてもハイドアならではの圧迫感を覚える方も。ハイドアの色は黒やブラウンなど主張しすぎない色味のほうが圧迫感はないかもしれません。ただ、ハイドアの色をカラフルなものにしてアクセントにするというのも良いでしょう。いずれにせよハイドアを使用して部屋が狭くなるような圧迫感を覚える恐れがある場合は、ハイドアにしないほうが良いでしょう。

 

遮音性・遮光性が低くなる

ハイドアは天井につなげるため、天井とドアとの間に隙間が大きく生まれてしまいます。音漏れや光漏れを防ぎたい場合は天井付近に枠を設けるなど、防音性や遮光性も意識することでより暮らしやすい空間に仕上がります。

 

ドア自体が重い

ハイドアの場合はどうしても、ドア自体が重くなってしまいます。そのため一般的なドアよりも開閉にかける力が多く必要だったり、空気抵抗が大きく発生することもあるため注意が必要です。

 

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ハイドアはどこに設置する?

それでは、ハイドアは家のどの空間に設置するのが良いでしょうか。ハイドア設置場所について、おすすめの場所をご紹介しましょう。

 

リビング

やはり手軽に高級感や開放感を演出させるには、LDKにつながるドアにハイドアを設置するのがおすすめ。リビング全体が引き締まり、ワンランク上のおしゃれな空間を実現できるでしょう。

 

パントリー

物が敷き詰められており狭い印象を与えるパントリーも、ハイドアを設置することで広く見せることが可能。普段は開けっ放しにすることで、機能的にも申し分ないでしょう。

 

水回り空間

水回り空間は、引き戸のハイドアを設置するのがおすすめ。滑り出し式のドアより邪魔にならず、ストック品などを置くことが多い水回り空間でも引き戸にすることで邪魔になることはありません。

 

玄関ホール

玄関からリビングなどにつながるドアをハイドアにすると、家の入口から一気に高級感を与えられます。玄関は家の顔とも言われているため、ハイドアを玄関ホールに設置しておくだけで来客者を圧倒させるような快適な空間に仕上がります。