面接で志望動機を伝えるコツ

履歴書の志望動機と一貫性を持たせる

面接で志望動機を聞かれたら、履歴書に記載した内容をベースに話しましょう。履歴書の内容と違うことを話すと、志望動機に一貫性がないと判断されてしまいます。面接では履歴書に書いた志望動機を深堀りして質問されることもありますので、あらかじめ関連するエピソードを考えておくと良いでしょう。

結論→理由→展望の順に話す

志望動機を伝える際はまずその応募先を選んだ理由を簡潔に伝えます。「◯◯◯をしたくて御社を志望しました」のように結論から話すことで、面接担当者は要点をつかみやすくなります。

次に、結論に至った理由を自身の体験や考えにひもづけて話し、入職したらどのように働きたいか展望を述べることで伝わりやすい志望動機になります。

結論:御院で提供されている食事のクオリティーの高さに感銘を受け、私もその一員として貢献したいと考え志望しました。

理由:これまで管理栄養士として、病院や介護施設に10年間勤務し、さまざまな病状・年齢の方に食事を提供してきました。そのなかで、入院中の食事を少しでも楽しんでいただくことが重要だと考えるようになり、現職では栄養面に配慮するだけでなく、味や見た目にこだわって用意しています。

展望:今後はこれまでの経験を活かしながら、給食管理や栄養指導のスキルを高め、将来的には認定管理栄養士の取得も目指したいと考えています。栄養の面から御院のチーム医療に貢献し、自分自身も成長していきたいです。

なお、文語(書き言葉)では「貴」を使い、口語(話し言葉)では「御」を使うのが一般的です。

2分を目安に話す

志望動機は約2分を目安に話すと良いとされています。短すぎると熱意が伝わりにくく、長すぎると面接担当者が要点をつかめないためです。

人が1分間に話せる文字数は250〜300文字とされています。履歴書の志望動機に関連するエピソードを加えるなどしながら、2分を目安に話せるよう事前に練習をしましょう。

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【管理栄養士の面接対策】よく聞かれる15の質問と回答例、見られるポイントを解説

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志望動機の書き方のポイントを押さえよう

志望動機は履歴書に記載する必要があり、面接でもほぼ確実に質問されます。適切な対策を取らなければ合否にも関わります。この記事で紹介したコツや例文を参考にしながら、熱意が伝わる志望動機を考えてみてください。

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