会期中はトークイベントや茶碗づくりのワークショップも。

白と黒を基調とした繊細なフォルムの器。日本を代表する陶芸家の吉田直嗣さんが、このたび自身の作品をまとめた作品集を刊行。その出版を記念して『吉田直嗣 C点』展が東京・銀座の森岡書店にて開催される。

本書は、日々の作陶の中で見つめ続けてきた「美しさ」、そして理想の形が見えてくる瞬間の「あわい」を記録したもの。「美術でもなければ工芸でもない」と語る吉田さんの真摯な姿勢がページの随所に映し出された一冊になっている。素敵な写真の数々は、アンドプレミアムでもおなじみの写真家・小川久志さんが撮影を担当。

展示期間中の12月13日（金）には、森岡督行さんをファシリテーターに迎え、吉田さんの出版記念トークイベントも開催。また、12月22日（日）に開催されるワークショップでは、「身体で感じる好き」をテーマに、参加者それぞれが好みの茶碗を作陶できる体験も。

会場では作品集とともに、実際の作品も見ることができる。吉田さんの繊細な作品に触れられる貴重な機会を楽しんでみては。

『吉田直嗣 C点』 ¥8,800円 / 発行：TOR Publishing

Event Information『吉田直嗣 C点』

会場：森岡書店
住所：東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1 階
TEL：03-3535-5020
会期：2024年12月3日（火）〜 12月28日 （土）
時間：13:00〜19:00 / レセプション12月21日（土） 15:00〜

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