たくさんのご応募をいただいた更年期川柳。今年で2回目になります。更年期の気持ちや状況を鮮やかに表現してくれた5句を発表します!

審査委員はこちらの方々!
【 審査委員長 】
タレント
大久保佳代子さん
『めちゃ×2イケてるっ!』など出演の他、バラエティ番組にとどまらず、コメンテーターや女優、エッセイストとしても活躍。

【 審査委員 】
医学博士・産婦人科専門医
高尾美穂先生
イーク表参道副院長。婦人科の診察を通じて女性の健康を支え、ライフステージに応じた治療法を提示している。

美容家・メノポーズカウンセラー
吉川千明さん
自然や植物の力に着目、さらにこれまで築き上げてきたキャリアで得た知識から発信される更年期の健康、美容についての情報に定評がある。

『大人のおしゃれ手帖』編集長
橘 真子
『大人のおしゃれ手帖』創刊とともに編集部へ。「50代のグッドエイジングを応援!」をキャッチコピーに誌面・webで情報発信中。

『大人のおしゃれ手帖』 編集部員

『大人のおしゃれ手帖』では50代女性を応援するために、更年期症状についての情報発信を行っています。そんななか、読者からは「更年期については女性同士でも話題にしにくい」「夫に理解されない」「一人で耐えている」などの声も届きます。ともすると閉鎖的になりがちな更年期の女性の状況を、少しでも好転させられないだろうかと発案したのが「更年期川柳」です。

今回は、昨年の応募作品数を大きく上回り、約2倍の2721作品が寄せられました。女性が抱える健康課題が広く知られるようになったことの表れだとすると、とても嬉しいジャンプアップです。この川柳が、夫婦や家族、友人同士の会話のきっかけになり、更年期の理解を深め、当事者が「一人で耐える」ことから解放されることを願っています。

私もまさに更年期真っただ中なお年頃。更年期の症状に戸惑い、苦しむ夜もありますが、愛犬のパコ美を抱いて気持ちを落ち着けるようにしています。今回の数多くの川柳を拝見し、そんな体験は自分だけじゃないと感じられ、救われる思いでした。

この更年期にも、必ず終わりは来ます。

皆で語らい、共有し、乗り切っていきましょう!

金賞はたかさんの「推し活費 家計簿上は 『婦人科費』」


大久保さん推しがいると多少なりともイライラがなくなりますよね。私は『愛の不時着』のヒョンビン以来、推しができていないので欲しいです。

吉川さん推し活が更年期のメンタルを救っているのでしょうか。堂々と「婦人科費」と書き、ユーモアで吹き飛ばしてくださった一句。

橘推し活はまさに特効薬。おかあさんが元気かつニコニコしているのが一番。紛れもなく、家庭において大事な出費です。

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銀賞は笑顔さんの「つぶの汗 出ても痩せない 更年期」


大久保さん寒い日でも急に暑く感じ汗をかきますよね。なのに下っ腹や背中の肉はとれる気配なしです。あの汗は何なんでしょうか?

高尾先生うんうん、確かにねー! と思わされた一句です。

吉川さんフーフー言って、本人は辛いホットフラッシュ。それをギャグにし、更年期のイメージを明るくしてくださってありがとう!