不妊治療は保険適用?適用範囲や条件、不妊治療の平均費用についてわかりやすく解説

不妊治療の保険適用に関するよくある質問

ここでは、不妊治療の保険適用に関するよくある質問に回答します。

おすすめ・メリットのポイント

Q. 不妊治療にかかる費用は保険適用もしくは全額自己負担のどっちですか?

Q. 不妊治療は1回いくらかかりますか?

Q. 不妊治療にかかる費用は保険適用もしくは全額自己負担のどっちですか?

A. 保険適用の場合、不妊治療にかかる医療費の自己負担割合は3割です。

たとえば、不妊治療で10,000円の費用が発生する場合、保険適用の場合は3,000円の支払いに抑えられます。

一方、保険が適用されない自由診療を希望する場合は、全額が自己負担となります。

Q. 不妊治療は1回いくらかかりますか?

A. 不妊治療の費用は、診察内容や治療方法によって異なります。

たとえば、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療の場合は数千円程度ですが、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療の場合は数万円以上の費用が発生します。

詳細は「不妊治療にかかる費用」で解説しています。

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まとめ

2022年4月から公的医療保険の適用範囲拡大に伴い、不妊治療も保険適用の対象に含まれるようになりました。

不妊治療が保険適用の対象となったことで、次のようなメリットとデメリットがあります。

これまでは数十万円以上の高額な不妊治療費が発生していましたが、現在は保険適用により自己負担割合が3割で済むようになりました。

女性の年齢が43歳未満であることや胚移植回数に制限があることなど、いくつかの条件が設けられていますが、子どもを望む世帯への経済的負担が大幅に軽減されることは非常に大きなメリットといえるでしょう。

ただし、保険適用に伴い従来の特定不妊治療助成制度が廃止となり、場合によっては自己負担額が増えてしまうケースもあるので、2022年3月以前から不妊治療に取り組んでいた方は注意が必要です。