私は若いころからあまり体型に悩んだことがありません。コロナ禍には在宅勤務で8kg太りましたが、一念発起して2カ月で元に戻した経験もあり、体型は意思と努力でコントロールできると思っていました。そんな私が海外出張をきっかけに1.5kg、その後さらに0.5kg増えて、合計2kgの増量に。すぐに戻ると高をくくっていましたが、そうはいかず……というアラフィフ減量の体験談です。
海外出張時に3食がっつり食べ、増量の予感
職場が在宅勤務になったのは、私が44歳のとき。そこから一気に8kg太るという妊娠期以来の経験をしましたが、これまで体型に悩んだことのない自分のプライドを賭けて、2カ月で8kg戻すことに成功。それ以降、在宅勤務は継続していますが、また体重が増えることもなく元の数字をキープしているのが私の自慢でした。
そんな中、約10日間の海外出張をすることに。現地では朝から晩まで走り回る毎日で、しっかり食べないととても体力が保てません。現地では肉類のほか魚介類や乳製品、パンや果物など何を食べてもおいしく、毎日3食しっかり食べていました。在宅勤務時とは違い、朝食と昼食をしっかり食べていたのが普段の在宅勤務時との大きな違いで、「毎日3食こんなに食べていたら太るだろうな……」と思いつつ、帰国してから減量すればいいやとあまり深刻には捉えていませんでした。
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増量した2kgが元に戻らず焦る日々
帰国して体重計に乗ると、案の定1.5kg増えていました。とはいえ私は8kgを戻した実績があるので、この程度すぐに戻ると高をくくっていました。ですがその認識は甘く、アラフィフの1.5kgはまったく戻る気配を見せません。それどころか帰国後の多忙さが加わり、さらに0.5kg増量してあっという間に2kgの体重増となってしまいました。
友人にぼやいても「2kgなんて大したことないじゃない」と言われるのですが、砂糖の袋2つ分のぜい肉が増えているのですから、自分では明らかに身体が重くなったと実感し、おなか周りのもったり感も見た目から感じます。
何より「このたった2kgが戻らない」という事実に焦りを覚えました。数年前に簡単に8kg戻せたのとは異なり、更年期は痩せにくいと言われているのはこういうことなのだ……と初めて危機感を覚えました。