「息をする」という人間が無意識に行っていることを、意識的に行うだけで、気持ちを落ち着かせ、リラックスすることができるという。誰もが簡単にどこでもできる呼吸法「ブレスワーク」について、マリ・クレール インターナショナルのスペイン版デジタル記事よりお届け。
自宅でブレスワークを実践する方法
ブレスワークを始めようと思えば、家でもどこでも好きなところでできる。ただ座って、呼吸できる静かな場所があればいい。静かな空間が理想的だが、空港やオフィス、ジムでもできる、とドラギチ氏は言う。ただ座って呼吸に集中するだけでいいのだ。
もちろん、ほんの数分でいいが、効果を実感するにはコンスタントに行う必要がある。規則性も最低時間もないが、理想的なのは1日5~10分を毎日、できれば朝起きたときか夜寝る前に実践することである。
「鼻から深く息を吸い、口からゆっくり吐くことから始めます。たとえば、4秒吸って、7秒息を止めて、8秒吐くという4-7-8呼吸法などがありますが、いつでも実践して、落ち着きを得ることができます。どのテクニックも、自分自身を感情的に調整するためのツールであり、一貫性が効果を長続きさせるための鍵となります」
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ブレスワークのテクニック
上で専門家が説明したように、ブレスワークを行うために使える呼吸法にはさまざまなものがあるが、その中でも特に興味深いものを3つ紹介しよう。
4-7-8呼吸法:「4秒数えて息を吸い、7秒間息を止め、8秒間ゆっくり息を吐く。このテクニックは特に、寝る前に心を落ち着かせるのに有効です」
ボックス・ブリージング:「4秒吸って4秒止め、4秒吐いてまた4秒止める。これは不安なときに、心のバランスをとるのに理想的です」
ガイド付き腹式呼吸:「指導が必要な場合は、呼吸法の練習が含まれている瞑想アプリ(「Calm」や「Headspace」など)を使うとペースを維持しやすくなります」
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