いつもの習慣も見直してみる
さらに肌の乾燥が原因で皮膚のバリアー機能が弱っていると、小さな刺激でもかゆみを感じることがあり、乾燥を防ぐために入浴時のお湯の温度を40度に設定すると良いとネットで情報を得ました。夏は40度でも快適に入浴できるのですが、寒い冬は私にとっては温度差があってなかなか大変です。
私なりの対応策は、家族の一番最後に入浴すること。家族全員が入浴した後の浴室は湯気が充満しているせいか入ったときから温かいので、冬の40度の湯船でも耐えられます。また、以前テレビで見た、皮脂を取り過ぎないように、せっけんをよく泡立てて手のひらでなでる方法で体を洗い、背中は綿素材のタオルを使用。なるべく肌をこすらない洗い方に変えていきました。
そして入浴後は、浴室内で保湿用のオイルを使い全身をケアするようにしました。水分をふき取った後、なるべくすぐに保湿をして乾燥を防ぎたいので、私はいつもこのスタイルです。
このボディケア法に変更してからも約6年。これまでは、冬になると乾燥で粉が吹いていて常にかゆみのある状態の肌でしたが、現在ではしっかりと保湿されている効果なのか、以前よりもかゆみを感じることが少なくなりました。またオイルケアを数日さぼっても、足のすね部分あたりが乾燥する程度にまで改善されました。
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まとめ
かゆくなるのは年齢による肌の乾燥のせいかもしれません。しかし無縫製インナーに出合ったことで、私の生活の質は以前よりも上がったと思います。「乾燥肌だから仕方ない」と済ませてしまえばそれまでです。でも、小さなストレスをしっかりと受け止め、早めに自分に合う対処法を見つけ、毎日コツコツと積み重ねてストレス源を取り除いていくことが、健やかな生活のためにとても重要だと気付かされた体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/もふたむ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
著者/三澤 凛
40代独身・会社員。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!