大阪市で「事業者・施設リフォーム」で使える補助金

大阪市では、事業者向けの補助金制度も行っております。賃貸住宅や、グループホームの改修などにも補助金を使うことができます。

大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業

概要

子育て世帯や新婚世帯の市内居住の促進、民間住宅ストックの有効活用を目的としています。民間賃貸住宅のオーナーに対して、子育て世帯等の入居のための改修工事費の一部を大阪市が補助します。

対象者(または対象住宅)

次の1~~7のすべての要件に該当するもの

対象住戸は、交付申請時において、空き住戸であり、入居者の募集をしていないこと

対象建物は、昭和56年6月1日以降に着工したものであること

住戸の専有部分の床面積が40㎡以上であること

住戸に台所、水洗便所、収納設備、独立した洗面設備及び浴室を備えたものであること

対象建物は、建築基準法(昭和25年法律第201号)その他関係法令等に適合していること

過去に本事業の補助金の交付を受けた住戸でないこと

他の補助制度により国又は他の地方公共団体等から補助を受けていないこと

対象工事

バリアフリー改修工事

省エネルギー改修工事

間取り変更工事

設備の新設、改良工事

子どもの安全対策措置

防音性の向上等にかかる工事

防犯性の向上にかかる工事

補助金額

補助対象工事費の1/3(上限 1戸当たり75万円)

▼申請期限、より詳しい内容は、市のサイトを参照してください。

大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業|大阪市

大阪市障がい者グループホーム整備費補助事業

概要

新規に設置する障がい者グループホーム、または既存の障がい者グループホームを対象とした補助金制度です。

重度障がい者や強度行動障がい者を、新たに受け入れるための住宅改造等にかかる経費の一部を大阪市が補助します。

対象者(または対象住宅)

重度障がい者、強度行動障がい者を新たに1名以上受け入れるグループホーム

対象工事

手すり設置、段差解消

居室の鍵設置

和式便器から洋式便器に変更

  • ホームエレベーターや階段昇降機の設置

    など
  • 補助金額

    補助対象工事費の3/4(上限 定員2人;271.5万円 定員3人:303.8万円 定員4人:336万円)

    ▼申請期限、より詳しい内容は、市のサイトを参照してください。

    大阪市障がい者グループホーム整備費補助事業|大阪市

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    大阪市のリフォーム補助金の申請方法

    大阪市の補助金申請を行う上で、注意するポイントや、手順、準備書類についてご説明します。

    申請前に確認するポイント・注意点

    補助金申請の際の、いくつか注意するポイントをご紹介いたします。

    申請期限や、「先着順」か「抽選」かを確認

    補助金制度には基本的に申請期間が決められています。

    補助金の申請期限を確認し、期限内に申請手続きを済ませましょう。

    また、先着順や抽選など、補助金制度によって選定方法が異なる場合がありますので注意してください。

    申請前の工事は対象外

    多くの補助金制度が、申請後に承認を得て、着工することを条件としています。

    そのため、申請前に着工や完工している工事は、補助金対象外となります。

    工事を行う前や、工事契約を行う前に、申請要項をチェックしておきましょう。

    工事業者の条件も確認する

    リフォーム工事を請け負う業者(施工業者)にも指定や条件がある場合があります。

    「補助金制度に工事業者が登録している」「区内に拠点がある」などが定められていれば、そういった業者を探す必要があります。

    すでに依頼予定の業者がいる場合は、補助金制度を利用したい旨をあらかじめ伝え、必要であれば制度への登録などを済ませてもらいましょう。

    申請の流れ・必要書類

    申請から補助金の入金までは、工事の内容などによりますが1カ月~2カ月程度かかります。

    申請の流れ

  • 区役所 or 施工業者に相談

    希望工事や補助金制度について相談し、適用される工事内容などを教えてもらいます。
  • 申請書の作成

    予定している工事内容で申請できそうであれば、申請書の作成を行います。
  • 工事見積書の作成

    施工業者に工事見積書を作成してもらいます。
  • 書類提出

    申請書、見積書などを提出します。
  • 審査結果の交付

    審査結果を受け取り、通過した場合は工事に進みます。
  • 工事契約、工事開始

    工事契約を行い、日程を決めて工事を始めます。
  • 工事完了、報告書提出

    工事が完了し、写真等と一緒に報告書を提出します。
  • 補助金の振り込み

    報告書が確認され、補助金が振り込まれます。
  • 補助金制度によって、必要書類や申請の流れが異なりますので、必ず事前に確認しましょう。

    主に必要となる書類

    申請書

    工事見積書

    工事前の写真

    必要になることもある書類

    不動産登記全部事項証明書

    工事箇所のわかる図面

    世帯全員の住民票の写し

    納税証明書または非課税証明書

    申請書は、補助金制度の担当課の窓口や、自治体のサイトでダウンロードができます。

    補助金に詳しいリフォーム会社を選ぼう

    リフォームで補助金活用を考えている場合は、補助金を使ったリフォームの経験があり、制度に詳しいリフォーム会社を選ぶようにしましょう。

    補助金制度は、対象者や対象工事が細かく指定されており、どのリフォームが対象となっているのか分かりにくい場合があります。また、補助金制度はここで紹介したもの以外に、全国で使える補助金制度もあります。

    補助金制度に詳しい会社であれば、あなたのリフォームに、どの制度が活用できるのかを考え、プランの提案をしてくれるでしょう。

    また、申請の際も「見積書」や「工事前写真」などが必要なため、リフォーム会社の協力が不可欠です。補助金申請に慣れている会社であれば、申請のサポートも安心できますので、リフォームがスムーズに進むでしょう。

    リフォームガイドでは、補助金制度に詳しく、申請サポートも行ってくれるリフォーム会社をご紹介しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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    まとめ

    大阪市で利用できるリフォーム補助金についてご紹介いたしました。

    これから工事をしたいと考えているものが、補助金制度の対象工事に当てはまっていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    ぜひ補助金制度を利用して、お得に理想のリフォームを実現しましょう。

    大阪市以外でも、東京都や全国一律で利用できるリフォーム補助金もありますので、ぜひこちらもご参考にしてみてください。

    ▼全国一律で利用できるリフォーム補助金制度

    【2024年度】リフォームで使える補助金8種類!一覧で紹介・申請方法も