日を追うごとに寒くなり、本格的な冬の到来を感じる今日この頃。温泉に行きたいと思う人も多いのではないでしょうか。株式会社ゆこゆこによる温泉地や宿泊施設に関する情報誌『ゆこゆこ』が実施した、読者が実際に宿泊した温泉地の件数から東海・北陸エリアで人気の温泉地をみていきましょう。

東海・北陸エリアで「人気の温泉地」はどこ?

冬のお出かけの定番といえる「温泉地」。せっかく行くのなら、実際に行った人が「本当に行ってよかった!」といっているスポットをチョイスすれば、間違いなく楽しめるはずです。

今回は、株式会社ゆこゆこが宿泊情報誌『ゆこゆこ』のなかで集計した「読者が実際に泊まった人気温泉地ランキング」の結果をもとに、シニア世代が選んだ“ハズレなし”の温泉地を、東海・北陸地方に厳選して紹介します。

第3位 三谷温泉(愛知県)

[画像1]三谷温泉 出所:PIXTA

東海・北陸エリアで第3位にランクインしたのは、愛知県にある「三谷温泉」です。

僧侶の行基によって発見されたと伝えられており、1200年もの歴史を持つ古湯です。愛知県蒲郡市の「蒲郡温泉郷」のうちのひとつで、なかでももっとも長い歴史があります。

三谷温泉の魅力は、なんといってもそのロケーション。5つの温泉宿はどこも三河湾と三河大島、渥美半島が一望でき、身も心もうっとり。

また、三谷温泉は1つの温泉地で「高張性ナトリウムカルシウム塩化物泉」「アルカリ性単純泉」「単純弱放射能泉」「低張性ナトリウムカルシウム塩化物泉」と4種類の温泉を楽しむことができる珍しいスポット。好みの泉質から宿を選ぶこともできます。

温泉のあとは、絶品の魚料理を楽しんで。

第2位 加賀温泉郷 山代温泉(石川県)

[画像2]山代温泉 古総湯 出所:PIXTA

第2位にランクインしたのは、石川県にある「加賀温泉郷 山代温泉」。

加賀市内と小松市内にある3つの温泉地と6つの地域が「加賀温泉郷」と呼ばれ、北陸屈指の名湯として知られています。

この加賀温泉郷のなかでも、1300年以上の歴史を持ち、昔ながらの温泉文化が色濃く残っているのが「山代温泉」です。「本能寺の変」を起こしたことで知られる戦国武将・明智光秀も、傷の療養のために山代温泉を訪れたといいます。

山代温泉の特徴は、「飲める」こと。旅館に設置された「飲泉コーナー」で「長寿の湯」と呼ばれる新鮮な源泉を飲むと、貧血や高血圧、便秘に効果があります。

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最も人気が高かった温泉地は、「下呂温泉」!

第1位 下呂温泉(岐阜県)

[画像3]下呂温泉 出所:PIXTA

東海・北陸エリアで第1位に選ばれたのは、岐阜県下呂市にある「下呂温泉」です。

有馬温泉、草津温泉とともに「日本三名泉」として数えられ、じゃらんnetが行った全国人気温泉地ランキングでは、2020年まで14年連続で第1位に選ばれるなど、長きにわたって多くの人に愛されています。

人気の理由は、その極上の「泉質」。「美人の湯」として知られ、とっても滑らかな肌触りのアルカリ性単純温泉は、疲労回復や神経症といった諸症状だけでなく、美容にも効果が期待できます。

身も心も温まったあとは、旅館やお土産店、コンビニエンスストアで販売している「湯めぐり手形」をぜひゲットして。1枚持っているだけで、「手形加盟旅館」のなかから3軒、好きな湯に入浴できます。

もちろん、有名温泉地の下呂温泉はグルメも魅力。岐阜名産の飛騨牛をはじめ、地元の郷土料理や食べ歩きにぴったりなスイーツなど、じっくり味わうのもよし、散策しながらたくさん食べるのもよしです。