3.床・フローリング張り替えで補助金が使える場合も|申請に詳しい業者を選ぼう

床・フローリングについて滑らない床材への変更や、床の段差解消にともなう張り替えなど、バリアフリーのためのリフォームであれば以下のような補助金の対象になる場合があります。

介護保険による高齢者住宅改修費用助成制度

子育てエコホーム支援事業

ほかにも、自治体が独自で一般的な床・フローリングリフォームについても補助金制度を設けている場合があるので調べてみるとよいでしょう。

介護リフォームで使える補助金は2種類!どんな工事が対象?申請方法は?

【2024年補助金】子育てエコホーム支援事業で賢くリフォームする方法

なお、補助金を活用してのリフォームは、事業者に制限があったり、申請のタイミングが細かに指定されていたりするケースが少なくありません。補助金を使いたい場合は、業者選定において、申請に詳しいかどうかも選択の基準に加えましょう。

▼床張り替えの費用相場はこちらを参考にしてください。

床の張替え費用はいくら?フローリング・クッションフロア等床材別にくわしく解説!

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4.床張り替え工事の流れ・期間

一般的な床・フローリングの張り替えリフォームは、会社選びから工事完了まで、1ヶ月程度かかります。具体的な流れと期間の目安を紹介します。

4-1.会社探し・現地調査日程調整(1週間程度)

まずは、リフォーム会社の情報収集から始めましょう。インターネットで業者のホームページを確認し、得意分野や実績をチェックします。とくにマンションの場合は、マンションリフォームの実績が多い業者を選ぶことが重要です。

そのうえで、内装工事の経験と実績が豊富な会社を3社程度選び、各社へ連絡をして現地調査の日程を調整します。

4-2.現地調査(1日~1週間)

選んだ会社の担当者が現地を訪問し、床の状態確認や採寸をおこないます。複数社に現地調査を依頼する場合は、お互いのスケジュールにもよりますが1日~1週間程度必要です。時間帯をずらせば同じ日に複数社の現地調査を行うこともできます。

現地調査で行われること

現地調査では、床下の劣化状況、防音対策の必要性などがチェックされ、あわせて要望をヒアリングされます。ほかに気になる点があれば伝えると、よりよい提案を受けられる可能性があるので、まずは伝えてみることが大切です。

4-3.見積の受け取り・契約(2日~2週間)

現地調査が終わったら、各社から見積書が届きます。見積提出にかかる時間はリフォーム規模によりますが、一部屋の床・フローリング張り替えであれば2、3日程度、家全体の張り替えだと1週間~2週間程度かかることもあります。

床材の種類や工事内容、価格を比較検討し、最適な会社を選びましょう。見積内容に不明な点があるときには、詳しく説明をもとめることも重要です。

工事内容や価格を比較して1社を選び、契約を進めます。契約後、工事日程が決まったら、リフォーム会社は必要な材料の手配を始めます。

4-4.工事(1~2日)

床・フローリングの張り替えは、ほかの工事もおこなわないなら比較的短期間で完了するのが一般的です。

工事では、まず既存の床材を撤去し、床下の点検・補修をおこなってから、新しい床材を施工します。一般的な6畳間なら1日、面積が広いときや、マンションで防音材の施工など追加作業が必要になる場合は、2日程度かかることもあります。