40代熟女として日常に起こるあれこれについてマンガにしているフワリーさん。年齢を重ね、老化を感じることが増えてきたフワリーさんのマンガを紹介。

鎖骨に赤い湿疹ができてしまったフワリーさん。実母から「帯状疱疹(たいじょうほうしん)かも」と指摘され、ネットで検索しまくります。すると、帯状疱疹の場合は72時間以内に治療を始めるのが理想だとわかり、大慌てで皮膚科へ。医師に症状を見せると「帯状疱疹で結構ひどい」と言われてしまい……。

倦怠感に気力を奪われ…

鎖骨の湿疹が「帯状疱疹(※)かも」と指摘されたフワリーさん。ネットで詳しく調べてみると、早く治療を受けたほうがいいことがわかり皮膚科へ。帯状疱疹でないことを期待していましたが、医師からあっさり「帯状疱疹」と診断され、抗ウイルス薬を処方されました。
※体にピリピリとした痛みが走り、その数日後、痛みがある場所に水ぶくれなどを伴う発疹が帯状に現れる病気。発疹は片側の胴体にできやすいですが、全身に出る可能性があります。目や耳の周囲にできると結膜炎や難聴などの疾患を合併することもあります。眠れないほどの激しい痛みが生じることもあり、痛みは3~4週間続きます。かゆみを生じることがあります。

早くよくなりたい一心で、抗ウイルス薬を飲み、塗り薬もしっかり塗るフワリーさん。かゆみはあるものの、体調は比較的元気だったので出勤したところ……。

















帯状疱疹と診断された私から、帯状疱疹の疑問を解説しますね。
帯状疱疹はうつりますか?
帯状疱疹として他の人にうつることはないですが、水ぼうそうにかかったことのない赤ちゃんや、幼児には水ぼうそうとしてうつしてしまうようです。なので、感染対策は必要です。

診断されてすぐは、まだ体調も割とよかったのです。しかし、とにかくかゆいんです。
抗ウイルス薬を飲み終えた後に現れるかもしれない痛みに備え、毎日塗り薬も塗っていました。
元気だった私は出勤もしました。が……、帯状疱疹と診断されてから数日後、職場で今まで味わったことのない倦怠感に襲われます。仕事は早退しましたが、家事が待っている……。
とにかく体がだるくて思うように動かなくてつらかったです。

帯状疱疹になると、リンパの腫れや発熱、頭痛、倦怠感、さらには運動まひなどの症状が現れることもあるようです。怖いですね。

私を悩ませた症状の1つである「かゆみ」ですが、発疹は広がっていないものの襟足、頭皮、頬……と上部に広がってきました。私の中で、不安な気落ちがどんどん膨らんでいくのを感じました。

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倦怠感だけでもつらいのに、頭痛やかゆみもあったなんて。しかも、塗り薬を塗ってもかゆいところが広がっていくなんて、よくないことが起きてそうで不安が膨らんでしまうのも無理はないですよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。

著者/フワリー
会話の中で「あれ、これ、その…」がひどくなった40代熟女。2児の母。Instagram:@fuwa_fuwa000