株式設定に関するよくある質問
Q1:発行可能株式総数はあとから変更できる?
⇒A.変更可能ですが、株主総会の特別決議が必要となります。その手間を考慮し、設立時に余裕を持たせて設定するのが一般的です。
Q2:株式数を多めに設定した場合、デメリットはある?
⇒A.特段のデメリットはありません。「100億株」とすることもできますが、このような表記は望ましくありません。計画性を示すために現実的な設定が求められます。
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株式数と発行可能株式総数で、会社の未来をデザインする
発行する株式数と発行可能株式総数は、設定を適切に行うことで、将来的な増資や資本政策の柔軟性を確保することが可能になります。
〈設定時のポイント〉
1.出資比率を反映した公平な株式数を設定。
2.将来の事業拡大や資本政策を見据えて余裕を持たせた株式総数を設定。
3.適切な1株の価格を設定し、資本金とのバランスを確保。
会社設立時に適切な株式設定を行うことで、スムーズな事業運営と柔軟な資本政策を実現し、強固な基盤を築きましょう。
加陽 麻里布
司法書士法人永田町事務所 代表司法書士