生命保険料をクレジットカード払いする4つのデメリットとは?

生命保険の契約を検討している中で、保険料のクレジットカード払いにするか悩まれている方もいると思います。

「ポイントが貯まるからお得になりそう」と興味をもつ一方で、デメリットはないのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、生命保険料をクレジットカードで支払うメリット・デメリットを詳しく解説します。

生命保険料をクレジットカード払いにする4つのデメリット

生命保険料のクレジットカード払いには、以下のようなデメリットがあることを理解しておきましょう。

生命保険料をクレジットカード払いにする4つのデメリット

クレジットカードの有効期限が切れると更新しなければならない

契約者とカードの名義は一緒じゃないとダメ(本人名義=契約者)

クレジットカードの支払上限額が決まっている

保険会社によってはカードの種類が決まっている

クレジットカード払いについては、保険会社や商品によって取り扱いが大きく異なるため、利用条件などを事前に確認しておきましょう。

デメリット1. クレジットカードの有効期限が切れると更新しなければならない

クレジットカードには有効期限が設定されており、その期限が切れるとカード情報を更新しなければなりません。

カード更新の手続きを忘れていると、保険料の未納となり決まった期日までに未納分を払い込まないと保険契約が失効するリスクもあります。

有効期限を事前に確認し、カード更新後は速やかに保険会社へ申告し、情報を更新することが重要です。

デメリット2. 契約者とカードの名義は一緒じゃないとダメ(本人名義=契約者)

生命保険料の支払に使うクレジットカードは、契約者本人名義のカードである必要があります。

家族や配偶者名義のカードは原則として利用できません。

ただし、クレジットカード所有者の家族に発行される「家族カード」については、カードの名義人が契約者と一致している場合に限り利用可能です。

デメリット3. クレジットカードの支払上限額が決まっている

クレジットカードには利用限度額が設定されているため、毎月の請求金額が保険料と合わせた支払額の上限を超える場合には、保険料の決済できなくなるリスクがあります。

特に年払いにしている場合など、まとまった金額の決済が必要なケースでは注意が必要です。

また、クレジットカードで決済できる保険料の上限が決まっている保険会社もあります。

デメリット4. 保険会社によってはカードの種類が決まっている

保険会社や商品によって、利用できるクレジットカードの種類が限定されていることがあります。

カードの対応状況は保険会社ごとに異なるので、自分の持っているカードが対応しているかを確認しておきましょう。

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生命保険料をクレジットカード払いにするメリット

生命保険料をクレジットカード払いにすると、以下のようなメリットがあります。

クレジットカード払いにするメリット

保険料の支払でクレジットカードのポイント特典が受けられる

契約手続きが比較的スムーズに完了できる

手続きで他の支払方法よりもスムーズになる場合も多いので、クレジットカード払いについても検討してみましょう。

メリット1. 保険料の支払でクレジットカードのポイント特典が受けられる

生命保険料をクレジットカードで支払う場合、クレジットカード会社の特典のひとつに利用額に応じたポイント付与があります。

例えば、毎月2万円(年間24万円)の保険料をポイント還元率1%のクレジットカードで支払うと、毎月200ポイント(年間2,400ポイント)が得られます。

貯めたポイントは日用品の購入や他のポイントへの交換などに対応しているケースが多いため、有効に利用できるでしょう。

メリット2. 契約手続きが比較的スムーズに完了できる

クレジットカードの場合、契約時のカード情報登録手続きは比較的容易であり不備が発生しずらい傾向があります。

一方で口座振替の情報登録は、口座印の照合で印鑑相違の不備が発生することが多く、契約手続きに時間を要することがあります。

なおインターネットバンキングを使用する場合は、印鑑照合が不要な場合もあります。