プロ野球ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した甲斐拓也捕手(32)が、巨人入団の意思を固めた。複数のスポーツ紙が2024年12月17日に報じた。

「巨人移籍」「甲斐さん」「阿部監督」「人的補償」などがトレンド入り

スポーツ紙の報道によると、甲斐をめぐり、宣言残留を認めるソフトバンクと巨人の一騎打ちが展開された。甲斐は1か月以上に及ぶ熟考の末、巨人入りを決断したという。

甲斐の「巨人移籍決断」報道は、インターネット上で大きな話題を集めた。

Xでは「巨人移籍」「甲斐さん」「阿部監督」「人的補償」「甲斐巨人」などの甲斐関連の複数のワードがトレンド入りした。

中でも巨人ファンが注目しているのが、甲斐のFA移籍に伴う「補償」問題だ。

スポーツ紙によると、甲斐の今シーズンの年俸は2億1000万円(金額は推定)で、人的または金銭の補償が発生するBランクとみられる。

インターネット上では、早くも巨人のプロテクトを予想するファンが現れ、話題を集めている。巨人は28人の選手をプロテクトすることができ、ソフトバンクが人的補償を選択した場合、プロテクトから外れた選手を獲得することが可能となる。

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「まさか小林誠司選手はないよね」

巨人のFAに伴う人的補償に関しては、18年オフに、長野久義外野手と内海哲也投手の2選手が、人的補償として、それぞれ広島、西武に移籍。チーム功労者の2人が人的補償となった事実は当時、日本球界に大きな衝撃が走った。

このような背景もあり、インターネット上では、巨人ファンはFAによる人的補償に敏感になっているようだ。

Xでは、「人的補償怖すぎ」「ソフトバンクは金銭は求めない気がする」「甲斐拓也の人的補償、捕手の可能性ありそう」「人的補償は誰がどうなるかな…」「現実問題、人的補償はどうなるんでしょう?」「甲斐の人的補償誰になるかは怖い」「まさか小林誠司選手はないよね」「絶対に小林と山瀬はプロテクト漏れさせるなよ!!」「そもそもソフトバンク欲しい選手要るのか?」「人的補償小林誠司とかになったらマジ怒るよ」などの声が寄せられた。

スポーツ紙などの報道によると、甲斐はソフトバンクからは4年総額10億円超とみられる契約を提示され、巨人からは、金額、年数ともにソフトバンクを上回る契約を提示されたという。甲斐は近日中にも巨人移籍の意思を正式に表明するという。