画像はイメージ(Flicker/
Leng Cheng )
イタリアで暮らす1人の男性に今、世界からの注目が集まっています。
イタリアで日本の自宅を再現
彼はポンペイに暮らす、アーティストのティベリオ・グラッコさん。
衣類の生地の製造販売を営む傍ら、盆栽を植える盆栽鉢の制作も行っています。
盆栽用品を揃えるオンラインサイトWIGERT’S BONSAIによると、2024年12月17日現在46歳になるティベリオさんは、約20年前に趣味で盆栽教室に通い始めました。
ところが良い盆栽が出来上がってもそれに合う盆栽鉢に出会えず、「自分で作るしかない」と考えたそうです。
そして40歳を超えてから一念発起し、独学で陶芸を始め、今では盆栽鉢を作るスタジオ兼研究室も自宅に備えるほどになりました。
彼のInstagramには、盆栽を丁寧に慈しむ様子や陶芸をしている姿がたびたび公開されています。
なかでも世間の目を引いたのは、自宅の様子。
日本庭園が美しい池に鯉がいたり、仏間や縁側が設計されていたり、池を眺めながらお茶を淹れたりと、まるで京都にいるかのような錯覚を起こしてしまうほどです。
こうしたティベリオさんの暮らしぶりに、世間からは「日本人より日本人」「京都のお寺みたい」「日本に住んでいると思ったよ」「センスしかない!」「失われつつある日本の文化をイタリアで忠実に再現してくれて嬉しい」「ここがイタリアだなんて信じられない」など、驚きと称賛の声が多く寄せられました。