Wikimedia Commons/ 正和

芸能界では、意外にも「あの人が元子役だったの?」と驚かされることがあります。

【画像】『1リットルの涙』に子役で出演していた三好杏依さんの現在

幼少期の姿が印象的な子役たちは、その後どのように成長し、どの道を歩んでいるのでしょうか。

今回は、2005年のドラマ『1リットルの涙』に出演し、注目を集めた三好杏依さんの過去から現在の活動までをご紹介します。

「1リットルの涙」出演子役の現在

2000年5月8日、東京都で生まれた三好杏依さんは、生後1か月で芸能界に入り、自然な演技力で子役としてのキャリアをスタートさせました。

彼女が広く知られるきっかけとなったのは、2005年に放送されたドラマ『1リットルの涙』です。

難病と闘う主人公・池内亜也の妹、池内理加役を演じ、その繊細で健気な演技が視聴者の心を打ちました。

多くの人々が涙した作品の中で、理加役の三好さんもまた物語に深みを加える存在として記憶されています。

その後も順調に活動を続け、2007年にはドラマ『愛のうた!』で黒川花梨役を演じ、映画作品にも出演しました。

2004年の『海猫』や2007年の『赤い文化住宅の初子』では、演技派子役としての実力を発揮。

さらに2013年公開の『ハダカの美奈子』にも出演し、成長に伴い役柄の幅を広げていきます。

彼女の自然体ながらも情感豊かな演技は、子役時代から光るものがあり、確かな存在感を示していました。

2014年にはテレビ東京の朝の情報番組『おはスタ』で「おはガール」としてレギュラー出演し、アイドルユニット「おはガールふわわ」の一員として活動。

子役としてのキャリアだけでなく、アイドル活動でも新たな一面を見せました。

舞台でもその実力を遺憾なく発揮します。

2018年には『氷雪の門~昭和20年、乙女たちが決めたこと~』で主演の水沢夏江役を演じました。

舞台の中でも彼女の演技力は光り、多くの観客を惹きつけたのでした。

そして2024年3月には、舞台『遠き日の落球 2024 あの時から続いているから今なんだ…』に持田早紀役で出演予定であり、舞台女優としても高い評価を受け続けています。

アイドル活動においては、2023年12月から新たなユニット「꒰ঌ if ໒꒱」のメンバーとして再始動を果たしました。

さらに同年5月には、それまで所属していた「Licht」を卒業するなど、節目を迎えながらも常に前向きに進んでいます。

三好杏依さんは、子役として注目を浴びた後も女優やアイドルとして新たな役柄や活動に挑戦し、着実にキャリアを築いてきました。

舞台や映像作品における演技力、アイドル活動での表現力は、輝きを増しています。

これからも新たな作品や舞台で、どのような表情や動きを見せてくれるのか、目が離せません。